デジタル一眼レフカメラのCMOSには各社で異なるサイズと
規格があることは先日書いたとおりです。
レンズには●●mm-●●mmとF値についての記載があり、
APS-C用に35mm換算●●mm相当という記載を見かけます。
この換算について書いてみます。
35mmのCMOSは 36mm×24mmですが、
APS-CのCMOSでは CANON EOS KISS X4 を例にとると
撮像画面サイズは 22.3×14.9mmです。
この撮像画面、CMOS等と呼ばれるサイズの差によって
換算が必要になってきます。
では実際に換算してみます。
ここでは換算する数値を「1.6」としていますが、
同じAPS-Cでもキャノン社以外ではCMOSのサイズによって、
「1.55」等の数値を使う場合もあります。
交換用レンズの28mmではAPS-C換算で45mm、
50mmでは80mmとなります。
通常50mmのレンズは標準レンズですが、
換算後の80mmでは中望遠レンズとなります。
実際にどのような差があるかをみてみましょう。
上の図の左は28mmレンズなどの画角の広いレンズの例です。
広い角度を撮影可能なので「広角レンズ」ともいいます。
右は画角の狭いレンズの例です。
縦横の比率を一定にした赤枠の四角形が撮影範囲となります。
では、この撮影範囲を実際のデータに表してみましょう。
カメラ部有効画素が 約1800万画素のカメラ(KISS X4)の
記録画素数が約1790万(5184×3456)であったとします。
縦を3456、横を5184のデータにして記録画素数を合わせると、
先程の赤枠の四角形の撮影範囲はこのようになります。
左が標準レンズ、右が望遠レンズ。
このようになりました。
35mm換算が必要なAPS-Cスペックでは、
同じレンズを使用すると35mmのカメラと比較して
「広角撮影に弱く、望遠撮影に強い。」
このように言えるのかも知れません。
何かの参考までに。
コメント
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実は、子どもが生まれた時に、
一眼レフカメラを買ったんです!
イオスキッス、だったと思います♪
ファインダーを覗いた時の視界が、
それまでのバカチョンカメラとは
まるで別物で、びっくりしたのを覚えています♪
オプションで望遠レンズも調達して、
運動会やらなにやら、夢中で撮影してました(笑)
人物に焦点を合わせ、背景をぼかす、、
とか自動設定で出来たので、
面白くてたくさん撮りました♪
本来は、マニュアルで操作して、
焦点や露出を合わせながら撮影するのが醍醐味なのでしょうね。
その時に、「なるほどカメラは深い」
と、つくづく思ったのを良く覚えています。
今は、すっかりDVDカメラになってしまいましたが><
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HA-ROOKIE さん、こんばんわ。
我が家のカメラもEOS Kissです。(^^)
家に一眼レフがあったので、
小学生の頃は天体写真に夢中になっていた頃がありまして。
それで昨年は月食を、今年は日食を撮影しようと購入しました。
昔はオートフォーカスなど無かったので手動操作に慣れてしまい、
今でもマニュアル設定でつかっています。
オートフォーカスだと「遅ッ!」「合わすのそこじゃない!」と
独り言が増えてしまいますし、自動設定だとシャッタースピードや
被写界深度がイメージと異なったり・・・。
やはり独り言が増えてしまうのです。(^^;