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ミキシングの後

先日、ミキシング(リンク付)について書いたので今回はその後について。

ミキシング~トラックダウン~マスタリングの流れ
DAWなどでレコーディング等を行なったトラックのエフェクト処理や
音量バランス等を取ることをミキシングと言いますが、この複数の
トラックを2トラック(2ch)にまとめることをトラックダウン、
またはミックスダウンと言います。この段階でトラック全体に
エフェクト処理をかけることを、トータル○○○といいます。

例えばトータルコンプなどが良い例です。

トラックダウンが終了すれば、「1曲」が完成します。

CDを作る際は複数の曲を入れることが多いですが、
その際、曲ごとに音質、音量、音圧が異なると完成したCDに
統一性がなくなるので、マスタリングという作業を行います。

また、リバーブ感の多い曲の中にドライな曲があると
1曲だけ浮いた存在となってしまい、CDの統一感が壊れてしまします。

このような場合は、エフェクト処理をして統一感を持たせます。

同じ曲でも、シングルバージョンやアルバムバージョンがあるのは、
このような理由からです。

シングル曲のベスト版などで、発売年度が大きく異なる場合、
最近の曲と音量に相当の開きがある場合があります。

これもマスタリング作業の際に処理される訳ですが、
この場合は、昔の曲を処理し直す時には「リマスタリング」と
表現されることが多いです。

リ○○○と呼ばれるものは、他にもあります。

リミックス
レコーディングされた各楽器のバランスやエフェクトを変更した曲。
追加で数トラック新たにレコーディングしたパートを追加する場合もあります。

あとは、ニューテイクとかリテイク版もあります。
ニューテイクは、新たに録り直した曲を差すことが多いです。

リテイクは、一部のパートを差し替えた曲で表現されることが多いです。

私は、何かの理由で曲をWAVやMP3,WMAにするとき、
その時々の気分で毎回いじっているので、同じものが存在しない
ですし、いちいちその設定を保存していないので、同じ設定で
もう一度エンコードを行うことができません。(^^;

既にエンコードしたものがあれば、それをコピーするのですが、
それもあまり保存しておくクセがないのです。

私の耳は一貫性がないので、この前はこの設定で「良し!」と
思った内容でも、今日聞けばやはりここのリバーブは控えめにとか
思うので、結局毎回違うことになるのです。

個人的な趣味で作っている私にはあまり関係のないことなのですが、
プロの方はこんな状況では、都合が悪いので、キチンと作業工程や
出力した「音」を管理されています。

何かの参考までに。

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