2018年4月に発売されたマルチエフェクターBOSS GT-1000ですが、私が購入した2022年頃は特売時期でポイントも使用して8~9万円税込で購入出来ていたのですが、現在では131,800円(税込)あたりとなっているようです。
現在の実店舗でGT-1000 COREが8万円あたりなので、現在のGT-1000 CORE価格でGT-1000を購入した感じです。
そう考えると、楽器関連全般に値上げ傾向が続いているようです。
時々、中古ショップに堀り出し物を探しに出歩いたりしますが、GT-100の在庫はGT-1000や他社のマルチエフェクター新製品登場以後、かなり増えましたが、最近はGT-1000シリーズも1店舗に何台か見かけるようになりました。
GT-1000ネットでの中古価格
GT-1000の新品価格は2022年頃の最安値が11万円あたりでした。
その後価格は上昇傾向で現在は131,800円(税込)でしばらく推移しています。
中古価格ではランクにもよりますが、ネットで検索をするとA~Bランクで99,000円でした。
GT-1000 COREの中古価格は66,000円あたりです。
近所の中古ショップの実店舗ではもう少し安価な価格設定となっていたような気がします。
おそらく1万円くらいは。
税抜き価格表示だったのでしょうか。
それでも数千円は安いです。
送料も掛かりませんし。
GT-1000の人気は高い
GT-100ではCOSMテクノロジーであったものが、GT-1000では新開発のAIRDテクノロジーに刷新され、モデリング技術の世代交代が行われています。
より高音質で実機に近づいたGT-1000ではありますが、BOSSカラーは引き継いでいます。
音は好みの問題ですので、良いという人もいれば、好きでないという方もいます。
あたりまえですが。
そんなGT-1000ですが、2台のモデリングアンプをセットできることから、同じプリセットでドライブチャンネルとクリーンチャンネルを別のアンプで音作りすることが出来ますし、その他使用できるエフェクトも沢山あります。
そのうえ、センド/リターンを2系統使用することができます。
センド/リターンの便利な使い方
2系統のセンド/リターンをどのように使用するかは演奏する音楽ジャンルや人にもよりますが、好みのドライブペダルは実機を使用して、アンプはモデリングを使用して録音したり、アウトプットからそのまま実機のアンプへ出力することもできます。
おそらく一番多いセンド/リターンの使い方だと思います。
次に多いのは2系統のエフェクトチェーンを作成し、ともにドライブチャンネルで、これを別で使用するかミックスして使用することができます。
しかし、この時点でモデリングアンプを2台使用しているなら、クリーンは別パッチに切り替える必要がありますが、GT-1000は複雑なルーティングをディバイダーとミキサーで複雑なルーティングを組むことができます。
DIV1、DIV2、DIV3をうまく使用し、センド/リターンにコンパクトな・・・例えばZOOM MS-50G+を組み込めば、MS-50G+のエフェクトとモデリングプリアンプを利用してクリーントーンを使用することができます。
また、最近では複数のドライブペダルで歪みサウンドを作ることが流行っているようです。
加えて、MS-200D+ MULTISTOMPのように並列でドライブペダルを使用して、それらをミックスして出力することができる機種もあります。
GT-1000もルーティングで同じことが出来るのですが、使用できるモデリングアンプは最大2台なので、センド/リターンにモデリングアンプを内蔵した他社製品を組み入れることで、BOSSカラーとは違うサウンドをAIRDテクノロジーに組み入れることでサウンドの幅を広げることが可能です。
マルチエフェクターは息の長い製品です
先代のGT-100(2012年発売)も現行機種で現在も新品が販売されておりますし、GT-1000もまだまだ現役です。
最近のマルチエフェクターは製品寿命が長く、システムファームウェアのアップデートで機能追加を行い、製品寿命を延ばすことで新製品開発期間を十分にとるようになってきています。
そのぶん、性能も格段に上がりますし、価格も上がってしまいますが。
そうなると中古市場で現行品や先代品に注目があつまります。
マルチエフェクターは音が悪い。機能が多すぎて手間。使い勝手が悪い。
そんな印象があると、さすがに新品価格に手を出す気にはなりませんが、GT-1000も中古市場に徐々に出回ってきているようですし、興味があるかたは中古ショップをのぞいてみましょう。
【価格チェックと購入】
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