6弦ギターの最低音は6弦開放の82.407Hz(E2)、
最高音は1弦24fで1.3kHz(E6)。
4弦ベースの最低音は4弦開放の41.203Hz(E1)、
最高音は1弦24fで783.9Hz(G4)。
音程と周波数 1で全てのフレットの音階と周波数を書きました。
88鍵のピアノでは最低音は27.5Hz(A0)、最高音は4.1kHz(C8)。
1octは12半音なので24f仕様のギターは49鍵に相当することになり、
24f仕様の4弦ベースは40鍵に相当することになります。
ピアノが88鍵になったのは最近のことで、
バッハの時代には50鍵以下であったと言われています。
ギターは4オクターブ。
ベースは3オクターブと4半音。
ピアノは7オクターブと4半音。
人の可聴域は20Hz~20kHzと言われています。
20Hzといえば、E0(20.6Hz)。
ギターの1弦23fであるD#6(1,244.508Hz)を倍にしていくと、
D#9あたりで19.9kHzになります。
人の耳はE0~D#9と言いかえることが出来るでしょうか。
私はもう若くはないので、既に可聴域の上限は落ちていますが。(^^;
20Hzが倍になると1oct上の音になります。
40Hzが更に倍になると1octあがります。
20kHzは20Hzの10オクターブ上になるので、
人間の耳は10オクターブの可聴域があることになります。
ただし、4kHzの壁で書いたように
人の耳が音階として感知できる上限は4kHzあたりと言われています。
ピアノが88鍵で最高音が4kHzである理由も
関係あるのかもしれませんね。(^^)
かなり昔の記事でベースの4弦開放の倍音構成を
解析したことがありました。
この時はE1の41.203Hzを第1倍音(基音)として、
第5倍音であるA♭3の207.65Hzが見てとれました。
単純に4弦開放を弾いても、E1、E2、B2、E3、A♭3(第1倍音~第5倍音)が
なっているので、Eメジャーとなるのだなと漠然と思っていました。
ピアノの高域は何か硬いような冷たいような・・・。
私には冷えた氷のように聞こえます。
上の倍音が可聴域を超えるとか、音階として聞き取れる
4kHzを超えるからなのかとか、勝手に思って勝手に納得しています。
ピアノもハンマーで弦を打つのですから、
弦楽器同様に第5倍音あたりまではかなりのエネルギーで
鳴っていると、これまた勝手に思っているのです。
88鍵の一番上の音が4kHzあたりなので、
第5倍音は20kHzあたりにいます。
年齢とともに聞こえなくなる領域ですし、
そもそも4kHz以上は音階として感知できないとすれば、
第2倍音は音階として聴いていないことになります。
とすれば、ピアノの真ん中あたりの音と、
右端の方の音では倍音の聞こえ方が違っていることになります。
それで、ピアノの高音は音が硬いような冷たいように
聞こえるのかなと思っているのです。
楽器に詳しい訳でもありませんから、
あくまで私はそんな風に思っている程度の話です。(^^;
今日は何が言いたい訳でもなく、
思ったことをダラダラと書きました。(^^)