新旧デジカメ1/2.3型 CMOSセンサー撮り比べです。(^^)
CANON IXY 30S(2010年5月11日発売)
・約 1000 万画素
・35mm換算 28~105mm/F2.0 (W)~F5.3 (T)
PENTAX Q10(2012年10月26日発売)
・約1240万画素
・35mm換算 27.5~83.0mm/F2.8(W)~F4.5(T)「02 STANDARD ZOOM 」
OLYMPUS STYLUS XZ-10(2013年2月23日発売)
・約1200万画素
・35mm換算 26mm~130mm/F1.8(W)~F2.7(T)
条件は単純にオート設定。
難しいことは抜きで誰でも撮影できるモードで、
1/2.3型 CMOSセンサーを搭載した
コンパクト(な)カメラ3機種で比較してみましょう。(^^)
あッ、違いますよ!!
どのメーカーが良いとかではありません。
ここ数年でデジカメも進歩したなぁって、
各メーカーさんの努力を称える記事です。(^^)
CANON IXY 30S
この機種は裏面照射型としてはCANON初のモデルだったでしょうか。
このブログやお散歩写真で使用していましたが、
毎日何枚も撮るのでそろそろ寿命を迎えようとしています。
明るいレンズはスピードレンズとも言い、
シャッタースピードを速くできるので室内やペットの撮影に適しています。
IXY30Sは開放F値2.0の明るいレンズです。
最近のモデルはF3.0前後が多いですが、
画像処理エンジンでカバーしているのでしょう。
PENTAX Q10
ダブルズームキットに付属していた 02 STANDARD ZOOM を使っています。
コンデジと同じ1/2.3型 CMOSセンサーを搭載した、
レンズ交換もできるミラーレスカメラです。
CMOSがコンデジと同じサイズなので一眼レフの画質にはなりませんが、
チョット良い感じのコンデジ画質にレンズ交換の楽しみが付いてきます。
センサーの大きいミラーレスや一眼とは別の楽しみがあるカメラです。
交換レンズも安価ですし面白いです。(^^)
OLYMPUS STYLUS XZ-10
オリンパスと言えば内視鏡が浮かんでくる私。
それならカメラも良いのだろうと漠然と思って
IXY30Sの代わりにと最近購入しました。
決め手は開放F値1.8という明るいレンズと
この価格帯でRAW保存ができたこと。
そして1200画素前後だったこと。
正直な話、1/2.3型 CMOSセンサーで
画素数をあまりに増やすのは無理があるような。(^^;
この位が扱いやすくてちょうど良い感じです。
カーテンのグリーン、カーペットのベージュ。
オート設定では一番見たままに近い色合いでした。(^^)
CANON IXY 30S
椅子の網目を拡大してみました。
一番古い機種であり200万画素ほど不利な条件ですが
なかなか綺麗に写っています。
PENTAX Q10
コントラストがハッキリしていて
網目の背景が白い部分でもしっかり赤が写っています。
反面、全体写真ではシャドーが潰れてしまっています。
オート設定よりレンズを交換したり、
設定を追い込んで使うのがこのカメラの醍醐味なのでしょう。(^^)
OLYMPUS STYLUS XZ-10
実際の赤より幾分か淡いのですが、
全体を考慮したオートならではでしょうか。
Q10よりシャドーが潰れていないので、
全体のバランスが良い感じに写っています。(^^)
ギターのヘッド部分を拡大してみましょう。
CANON IXY 30S
PENTAX Q10
OLYMPUS STYLUS XZ-10
IXY30SとXZ-10。
メーカーこそ違えどこれが3年の進化なのでしょう。
PENTAX Q10はレンズ交換式だし、
このレンズはコスト掛かってそうだし・・・・。(^^;
1/2.3型 CMOSセンサーでもここまで違うと。
もう少しでトラスロッドカバーの
「Exotic Classic」の文字が読めそうです。
今度は望遠側で。
CANON IXY 30S
PENTAX Q10
OLYMPUS STYLUS XZ-10
STYLUS XZ-10は凄いですね。
ボディーの色なんか見た目そのまんまの色に見えます。
ピックアップの部分を見てみましょう。
CANON IXY 30S
PENTAX Q10
OLYMPUS STYLUS XZ-10
一番古いIXY30S、望遠側で頑張っています。(^^)
CANON IXY 30Sは105mmでF5.3。
PENTAX Q10の02レンズは83.0mmでF4.5。
OLYMPUS STYLUS XZ-10は130mmでもF2.7。
明るいレンズはオートでもエンジン補正が少なくて済むので
素直で綺麗な感じがします。
Q10とXZ-10は発売時期の違いによる差というよりは、
広角に強いレンズだったQ10と望遠側でも明るいXZ-10という、
メーカーの差というよりは機種の性格の差でしょうか。
シャッターなんぼ、ISOなんぼ、F値なんぼで手振れ補正どないやねん等、
面倒臭そうなことは一切置いておいて、全てオートで手持ち撮影。
電源入れてシャッター押したらこう写るです。(^^)
それにしても最近買ったOLYMPUS STYLUS XZ-10。
既にカタログ落ちのディスコンですが1万円前半で
ここまで写るのかと思いました。
下のアマゾン表示では少し高いですが、
ご近所の量販店ではもっと安いと思います。
私のようなコンデジ用途では最新機種を買うより
型落ちを格安で買った方が幸せかもしれないですね。(^^)