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ラインセレクター

モジュレーション系や残響系のエフェクトではウェット音にだけ
別のエフェクトを掛けたり、EQ処理が行われていたり、
なかには歪系のエフェクトが掛かっている場合もあります。

stmp01.jpg
ディレイのウェット音にだけピッチシフターや
ハーモニー、コーラス等が掛かっているやつです。

それを2系統のラインを扱える
マルチエフェクター等で再現するとこんな感じでしょうか。

ラインセレクターで A o r B の他に
A+Bモードがあれば同じことができますね。

アンプの位置は好みに応じてライン分けする前に1つでも良いです。

ラインBで基本的な音を作っておいて、
ラインAでウェット音を作ってみましょう。

ラインAの最初にあるディレイ。
ディレイタイムは取りあえず付点8分にしておき、
ミックスレベルをウェット音のみの100%にします。

これでラインBに対するディレイ成分だけを
ラインAで加工できます。

ディレイ成分のみにコーラスを掛けたり、
ピッチやフランジャー、何でもアリです。(^^)

ディレイの前後にEQを入れて高域のみに
コーラスやフランジャーを掛けても面白そうです。

ラインBとのバランスはボリュームペダルで
コントロールすればライン間のミックスレベルを
リアルタイムで調整できます。

1系統で処理するより面白い音になっていませんか?

ラインAとラインBをミックスした後に、
ディレイを持ってくると更に複雑で面白くなります。

普通のクリーントーンに飽きてきた方にお勧めです。(^^)

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