先日よりノイズ改善方法1、ノイズ改善方法2(リンク付)と書いてきました。
コンセントの極性を合わす、接地アースの利用、アースループの改善。
これらを行うとどれくらい改善するのか。
実際に測定してみました。
白ラインがすべてを実施。
緑ラインは、極性を逆、接地アースを外す、使わない線も接続。
低域では 40Hz-80Hz に改善の効果が見て取れます。
広域では、4kHz-9kHz に改善の効果が見て取れます。
今度はダイナミックレンジです。
ダイナミックレンジは、信号とノイズの差なのでノイズレベルが
判った時点で答えは出ているようなものです。
極性を合わすことによって低域と中域に改善があることは
知っていましたが、測定結果もそのことを証明しています。
では、耳で聞いた時に変化はあるのか。
低域は締まった感じがします。
中域もポッコリ感が軽減しています。
音量の大きな曲ではあまり解りませんが、
静かな曲では違いを聞き取ることが出来ました。
ただし、インシュレーター(リンク付)の記事で書いたように、
プラシーボ効果によることもあるので、あくまで私の感覚的な主観です。
この計測をしていて判ったこと。
タップ、雷ガードの中には極性が逆のものがある。
タップですが、電源プラグを挿す側にはきちんとコールドを示す
「C」マークがありました。
そして挿すほうのコンセントの穴は、
コールド側を示す片側長い穴もありました。
なのに!
検電ドライバーで調べると、タップの口の長い穴がホットでした。
結論:
極性を合わすことは大なり小なりのノイズ低減効果がある。
コールドとホットは印を信用せず、自分で測定する。
何かの参考までに。
コメント
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Cマークは コールド側でしたか。
つまり マイナスという事ですね。
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冷や汗 さん、こんばんわ。
> Cマークは コールド側でしたか。
> つまり マイナスという事ですね。
多くの製品は極性を合わさなくても
事故の無いように設計されていますが、
極性の指定が示されている場合は、
そのように接続することが望ましいようです。
この測定では微々たる変化でしたが、
音に何らかの改善があると推測されます。
コメントありがとうございました。