最近のマルチエフェクターにはハモリ音を加えるハーモニストとかハーモナイザー、インテリジェンスハーモナイザーという名前のエフェクターが備わっている場合があります。
1音加えるだけでも十分ツインギターの気分は得られるのですが、2音加えることができる機種もあるので、原音と合わせて3声ハーモニーでフレーズを弾いても面白いかもしれません。
しかし、スケールを合わせなければ音痴なハーモニーとなるので、弾く曲の調を指定しないといけません。
設定画面ではCとかF#とか設定して、その曲の調に合わせてピッチシフトさせます。
五線譜を見るのがはやい
五線譜の頭に#や♭記号が書いてあります。
この数と雰囲気(笑)で調が解ります。
#も♭もない場合、長調なら「C」、短調なら「Am」です。
長調か短調かはコードで分かりますし、雰囲気でも分かります。
五線譜の頭に#も♭もない明るい曲調の曲なら「C」、
五線譜の頭に#も♭もない暗い曲調の曲なら「Am」を指定しましょう。
#1の場合は明るい曲調の曲なら「G」、暗い曲調の曲なら「Em」
#2の場合は明るい曲調の曲なら「D」、暗い曲調の曲なら「Bm」
#3の場合は明るい曲調の曲なら「A」、暗い曲調の曲なら「F#m」
#4の場合は明るい曲調の曲なら「E」、暗い曲調の曲なら「C#m」
#5の場合は明るい曲調の曲なら「B」、暗い曲調の曲なら「G#m」
#6の場合は明るい曲調の曲なら「F#」、暗い曲調の曲なら「D#m」
♭1の場合は明るい曲調の曲なら「F」、暗い曲調の曲なら「Dm」
♭2の場合は明るい曲調の曲なら「B♭」、暗い曲調の曲なら「Gm」
♭3の場合は明るい曲調の曲なら「E♭」、暗い曲調の曲なら「Cm」
♭4の場合は明るい曲調の曲なら「A♭」、暗い曲調の曲なら「Fm」
♭5の場合は明るい曲調の曲なら「D♭」、暗い曲調の曲なら「B♭m」
1音の場合は+3度か-4度が良いですね。
2音の場合は+3度と+1octとか、+3度と-4度も面白いかも知れません。
テンションコードやSUS4にあたると濁って聞こえるのでコード進行に合わせたフレーズを組み立てましょう。
実際のツインギターやハモリソロではスケール上で全く+3度固定という動きではないことがありますので、あくまで「それ風」な気分を味わえるエフェクターということです。
コンパクトエフェクターの専用機でも最近では3声に対応したものがあり、原音と合わせて4つの音でフレーズを構成することができるようになっています。
ちなみにBOSS GT-1000では2声まで、
専用機のPS-6は3声でした。
ギター専用エフェクターだけではなく、最近はボーカル用のエフェクターも発売されているようです。
けっこう面白いエフェクターなので、マルチエフェクターを持っているなら一度は使ってみましょう。(^^)
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