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GA37ST CE

2014/10/11

Ibanez GA37STCE
Ibanez GA37STCE Dark Violin Sunburst
俗に言うエレガットです。

ボディカラーは他にTransparent RedとNaturalがあります。

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Transparent Redは木目が見えないこと、
Naturalは既に12弦ギターとエレアコが同色なので、
今回は [Dark Violin Sunburst] にしました。

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GAシリーズ専用設計のプリアンプ AEQ210T を搭載しており、
2バンドEQとフェイズシフト、チューナー機能を有しています。

ホコリが付着していますが、掃除もチューニングも
自分でやるからと早々に持ち帰りました。(^^)

一概には言えませんが、入門機種の宣伝文句にある専用設計とは、
「高級機種のものを装着すると採算が悪いので、
採算が取れるようにコストに合うように作りました。」
と読み変えた方が良いです。

自身にとって満足のいくものかどうか耳で確かめましょう。

ええ、ひねくれ者です。
インクルードされるピックアップは、
1つで全弦を担当する。

低域側、高域側の計2つ使用。
低域側と高域側の2つに加え、中間を補完するピックアップを1つ。
低域側と高域側の2つに加え、中間を補完するピックアップを2つ。

ピックアップだけでもいろんな方式があります。

プリアンプではEQの数、補完用P.U.のブレンダー、
チューナーの有無、アンプの作り方でコストも変わります。

このギターのAEQ210Tは、その音からして
バータイプのピックアップが1つだと思います。

イコライザーが2つということを考えても
他メーカーの最安価機種のそれと大きく変わりません。

カタログ等の謳い文句に過度な期待はいけません。
言葉の間に「価格の割に」を足しながら読みましょう。

いつも書きますが値段以上を求めるのは
酷というか楽器が可哀想です。

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アウトプットは標準フォン(TS/アンバランス)と
キャノン(XLR/バランス)に対応しています。

XLR端子に対応しているので、
ケーブルが長くてもノイズ耐性が高いのです。

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ネックはマホガニー(Mahogany)。
ボディトップはスプルース(Spruce)材の単板です。

スプルースはマツ科トウヒ属(常緑針葉樹)の総称で、
入門用~中堅機種に幅広く使用されています。

Spruceには、[小ぎれいな][しゃれた]という意味もあり、
なかなか綺麗な木目を有しています。

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ボディバックとサイドボディは、サペリ(Sapele)材。

Sapeleは透明感のある高音と低音を持っており、
マホガニーと似た音響特性を持っています。

また、木材の模様も概ね似ていますが、
年月が経つと赤褐色から濃茶に変化する
あたりもマホガニーと似ています。

高級家具とまではいきませんが、高級車のハンドルや
シフトノブに使用されているのはサペリであることも。

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フィンガーボードはRosewoodでフラット指板です。

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ブリッジもローズウッドで、
ブリッジ裏にピックアップがマウントされています。

スケールは650mmなのでクラシックギターの一般的なスケールです。

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左がフルボディのYAMAHA 12弦ギターです。

20年前位のモデルで型番のシールは既に劣化して
型番を読むことはできません。購入価格は10万円位でした。

中央が今回購入したエレガット アイバニーズGA37STCE。
右がエレアコ James JE450 です。

薄型ボディなのでエレキギターと持ち替えても
ネック幅こそ広いですが大きな違和感ありません。

フルボディの12弦ギターは座って弾くときに
大きく抱き込むような姿勢になりますが、
このアイバニーズGA37STCEではエレキギターと
比較して演奏姿勢は略同じです。

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写真では判り難いですが、
エレガットとエレアコが略同じ大きさ。

フルボディの12弦ギターが2回りくらい大きいです。

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また、安価な機種やコンパクト設計では7~9フレットあたりで
セーハしてコードを抑えたり単音弾きすると、他のフレットとは
異なる共鳴が発生することがあります。

音楽的にもあまり好ましく無いので、
妥協範囲か否か実際に耳で確認した方が良いでしょう。

7F.8F.9Fとフレーズを弾くと1つだけ
響きが異なる音があると変です。

物には共鳴ポイントとか共振ポイントと言われるものがあります。

通常は設計によってフレットとフレットの中間にそのポイントを
持ってくるようにしているのですが、個体差によって稀に大きく
発生するギターもあるので安価なギターを購入するときの
チェックポイントです。(どのギターでも多少は発生します)

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購入時の弦は直ぐに張り替えるのが私流。
今回は少し贅沢にダダリオのコーティング弦。

寿命も通常より2倍くらい長いのです。
少し穏やかなテンションと温かい音が特徴です。

ナイロン弦を張り替える経験は片手で足りる程度なので、
案外に時間を要してしまいました。

アイバニーズ GA37STCE
色々なチェックと妥協点の折り合いがついた Ibanez GA37STCE 。
入門用エレガットですが私が使うには十分です。(^^)

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