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ウインドシンセ

オーボエ
ウインドシンセ(コントローラー)について少し書いてみます。

ウインドシンセとは大きなリコーダーみたいな形をした
サックスやフルート等の音色を吹いて演奏する為の機器です。

音源を内蔵しているもの、別途音源が必要なものがありますが、
実質的にはYAMAHAのWX5とAKAI professionalのEWIシリーズで
メーカーでいえば2択、製品でいえば3択の現状です。

YAMAHA WX5
YAMAHAのWX5は1998年に発売されたウインドコントローラーです。

シンセサイザーと書かれている場合もありますが、
WX5はMIDIコントローラーであり音源を内蔵又は同梱されていません。

MIDIアウト端子に接続した音源をWX5でコントロールします。

息の圧力を検知するウインドセンサーは
ブレスコントローラー(MIDIcc02)に。

リードに加わる圧力を検出するリップセンサーはピッチベンド情報となり、
マウスピースを強く銜えるとピッチアップ、緩めるとピッチダウンとなります。

タイトリップ奏法とルーズリップ奏法が選択出来たり、
リコーダーのようなマウスピースも付属していて、
初心者でも簡単に遊ぶことができるようです。

音域は約7オクターブ。
オクターブキーで±3オクターブのトランスポーズです。

運指はサックスタイプが3種類と
フルートタイプの運指から選択できるようです。

WX5が送信するMIDIデータのうち演奏に関連のあるものは
c=0 バンクセレクトMSB
c=1 モジュレーション
c=2 ブレスコントローラー
c=7 ボリューム
c=11 エクスプレッション
c=16 汎用操作子1
c=17 汎用操作子2
c=18 汎用操作子3
c=32 バンクセレクトLSB
c=64 サステインスイッチ
c=65 ポルタメントスイッチ
c=74 ブライトネス
c=80 汎用操作子5
c=81 汎用操作子6

これにベロシティ、ノートオンオフ、ピッチベンドや
音色を変更するプログラムチェンジ等のMIDI情報が出力されます。

1998年発売ですが2014年カタログモデルの現役機種です。(^^)

注意点は音源が無いこと、
演奏時にMIDIケーブルが邪魔なこと。

電池駆動も可能ですがアダプターでも動作します。
この際、MIDIケーブルと電源のコードでW邪魔?(^^;

AKAI EWIシリーズの現行は2機種+カラーバリエーションモデル。

YAMAHA WX5はウインドコントローラーですが、
AKAI EWIはウインドシンセサイザーで音源を内蔵しています。

AKAI EWI4000sw
EWI4000sw(2013年6月発売)は80音色+13音色を内蔵したウインドシンセ。

マウスピースをくわえる強さや吹く息の強さに反応するセンサを内蔵し、
音域は約8オクターブ。

リバーブやディレイのエフェクトも内蔵しているようです。(^^)

MIDIアウト端子があるので別途MIDI音源を鳴らすことも可能、
ヘッドホンアウトもあるようです。

電池で動かせばEWI4000swとヘッドホンを使って、
深夜でも演奏が楽しめますね。

音色エディットソフト(Win/Mac)で内蔵音源のエディットも可能です。

運指はリコーダータイプも選択できるようですが、
トランペット、サキソフォン、フルート、オーボエなどの
運指モードも搭載しているようです。

注意点はメカニカルキーではなくタッチ・センス・キーであること。
これは好みや慣れの範疇でしょうか。

AKAI EWI4000sw LE
EWI4000swにはリミテッドモデルとして
カラーバリエーションモデルが用意されています。

何故かカラバリモデルの方が定価が安いです。(^^;

AKAI EWI5000
上位機種のEWI5000(2014年7月発売)では
SONiVOXのサウンドライブラリが内蔵され、総容量は3GB以上とか。

オルガンやベース、シンセ等の音色もセットされているようです。

音色数は100プログラム。
Win/Mac用の専用音色エディタも付いています。

またワイヤレスであることも特徴ですが、
USBやMIDI出力、TRSステレオ・ライン出力端子も装備しています。

タッチセンサ等の数もEWI4000swより多いですね。

そして上位モデルでありながら定価はEWI4000swより安いです。(^^;
発売時期の違いによるコスト設計の差なのでしょうか。

AKAI EWI USB
EWIシリーズにはEWI USBという低価格モデルがあったのですが、
残念ながら2014年3月販売完了となったようです。

実売3万円程度と手頃だったのに。

サックス
曲にブラス系や管楽器の音色を使う頻度が多い場合、
このようなウインドコントローラーやウインドシンセサイザーが
あれば便利かもしれません。

もちろん練習も必要ですが何だか楽しそうです。(^^)

ドラムの打ち込みもスネアだけでもリアルタイムで入力すると
雰囲気がガラッと変わりますし、1パッドのMIDI機器をスティックで
叩いてもリアル感が上がりますね。

何事も日々の練習やリズム感は必要ですが。
私のように数か月に数日しかギターが弾けないと、
上達するどころか始めた頃に戻ってしまいます。(^^;

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