SONY RX100を買ったときに一緒に購入したSDカードがSanDisk Ultra PLUS SDHC UHS-1 CLASS10 16GB。
つい先日書いたSDカードあれこれ&ベンチマークの時には気づかなかったのですが、同じ「Ultra PLUS」でもメモリ容量によってデータ転送速度が異なるのですね。
よく考えればSSD、HDDが同じシリーズでも容量が異なれば転送速度も異なるので当たり前なのですが、SDカードもそうであったことをあまり意識することはありませんでした。
最近、高画素で撮影したりRAWで記録したりするので少し気にしてみるとSDカードもそうですよね。
そうですよね?
何故?メーカー、ネット通販、実製品で表記が異なる読取り速度
家電量販店でよく目にするSanDisk Ultra
サンディスクのサイトでは8GB~32GBのどれも読取り速度は最大40MB/秒との記載がありますが、
大手ネット通販数社の商品画像では16GBと32GBは読取り速度は最大80MB/秒の製品画像でした。
実際はどっちなの?
手持ちのSDカードを探してみるとサンディスク ウルトラがありました。
8GBで30MB/s・・・どっちでもないやん。(^^;
流通期間の長い製品なので途中で30MB/sから40MB/sに仕様変更があったのかも知れません。
実際のところどうなの? ベンチマーク結果
果たして手持ちのSanDisk Ultra 8GBの読取り速度はメーカー公称値の40MB/s なのか、製品シールにあるように30MB/sなのか。
実際にベンチマークしてみました。
46MB/s・・・どっちでもないやん。(^^;
公称値も製品シール記載値も超えてるし。
では、最初の写真のSanDisk Ultra PLUS SDHC UHS-1 CLASS10 16GB。
メーカーサイト、製品シールは48MB/sの記載であり、大手ネット通販もほぼ48MB/sの商品写真となっています。
ほぼメーカー公称値及び製品シール記載のとおりのベンチマーク結果です。
UltraとUltra PLUSの違いは書き込み速度だけ?
面白いのは手持ちのUltra 8GBとUltra PLUS 16GBの読取り速度が同じであったこと。
UltraとUltra PLUSで大きく異なったのは書き込み速度でした。
この結果をそのまま読めば、
カメラで撮影してSDカードに記録する→Ultra PLUS 16GBの方が快適。
カメラで撮影結果を見る→どっちも同じ。
SDカードからパソコンに転送する→どっちも同じ。
ホントにそうなの?
そうなのでしょう。(^^;
あてにならない製品写真。 途中で仕様変更された製品もある? 実物の製品パッケージがほぼ正解。
1200万画素のデジカメでJPEG撮影であれば数百枚の転送もそんなに苦になりませんが、2000万画素を超えるデジカメでしかもRAWデータを扱うとなると読み込み速度、書き込み速度は気になるものです。
カメラの読み込み、書き込みがモッサリしていると感じても、実際はSDカードに起因することかもしれません。
SDカードはワゴンの中で800円前後から販売されているものから棚に吊るされている数千から1万円近くする製品もあります。
商品パッケージや商品シールに読み込み速度の記載があるもの、記載の無いもの。
ネット通販を利用して安く抑える際には商品写真はあてにならないかも。
同じシリーズでも容量によって転送性能が高い場合があるので選ぶなら16GB以上。
多少の価格差であるなら店舗で商品パッケージを見て、転送速度の記載がある製品が安心でカメラLifeも快適です。(^^)
※下のアマゾンでの結果ですが、記事掲載時点で左から右の順でシリーズの性能順としていますが、性能と価格が逆転しているものや、メーカー公称値と異なる転送速度の商品画像となっているものがあります。