本日発売されたAMD RYZEN 7 1800Xを購入しました。
購入したのは、
CPU:AMD RYZEN7 1800X
マザーボード:ASUS PRIME X370-PRO
グラフィックボード:玄人志向 RD-RX460-E2GB
CPUファン:MSI CORE FROZR L(後日組立てた時に合いませんでした)
メモリ:CURUCIAL DDR4-2400 1.2V CL17 8GB×2(16GB)→後日32GBに
以上の5点です。
DTM用のメインPCとする予定なので、SSDやHDDなどのストレージ、PCケース、光学ドライブ、電源は現在のものを流用します。
AMD RYZEN7 1800X
本日発売のAMDの新CPU RYZEN 1800X
AMDのCPUで自作するのはAthlon XP Palomino(1600+)以来です。(^^)
8コア16スレッド 3.6GHzで動作し、自動クロックアップ機能で負荷時には4.0GHzまでブーストされます。
更に「X」型番なのでExtended Frequency Range(XFR)に対応。TDPという熱設計消費電力の上限に余裕のある場合は仕様上のブーストクロックを超えたクロックでの動作を行います。
倍の価格であるINTEL i7 6900Kと比較してシングルスレッドでは同程度、マルチスレッドでは+9%上回るとされているRYZEN7 1800Xです。
CUBASE PRO9で83トラックを使用しているプロジェクトです。
現在のCPUはHaswell INTEL i7 4770K(第四世代)で4コア8スレッド、3.5GHz/TB3.9GHzのCPUです。
音源やエフェクトの使用状況にもよりますが、VSTパフォーマンスを見てみると、アベレージで50%を超え、瞬間では処理のピークに達しています。
このため、レイテンシーを大きく取るか、トラックをフリーズするか等の対策を施さないとプチプチと音が途切れてしまいます。
リソースモニターを見てみるとCUBASEの処理は特定のコアやスレッドに偏った処理をさせている訳でもなさそうです。
HWMonitorで各コアの動作クロックを見ても大きな偏りはないようです。
RYZEN7 1800Xはマルチスレッド処理に強そうなので、DTM用途でもレイテンシーを小さくしたり、遠慮なく高負荷な音源やエフェクトを使用することができるかなと思っています。
まだ組んでいないので実際にはどうか判りませんが「8コア16スレッドの実力や如何に」です。(^^)
ASUS PRIME X370-PRO
マザーボードはASUS PRIME X370-PROにしました。
チップセットにAMD X370を採用したATX規格のマザーボードです。
B350を採用した機種よりマルチGPUの対応状況であったり、PCIeのレーン数、USBポート関連の他、LANがINTEL製であったり、オーディオ関連が高品位なものであるとか、将来的にGPUが内蔵されたRYZENが出た時に気が向けば交換するかもしれないのでDisplayPortがあるマザボが良いという理由で選択しました。
メーカー選定はいつもASUSを使っているので慣れているからです。(^^;
まだ開封していませんが、中身はこんな感じ。(^^)
追記:下記はPRIME X370-PROの説明書です。
マザボ裏のプレートは取り外さないで下さいと記載があるので、組み合わせるCPUクーラーに注意が必要です。
MSI CORE FROZR L
CPUファンはMSI CORE FROZR L
RYZEN7のX型番はXFRに対応しているので冷却性能の良いものだと仕様を超えて動作クロックが上がります。
安価なものにしようと思いましたが、AM4に取り付けるには別途アタッチメントが必要であったり面倒だったので、最初から対応しているCORE FROZR Lにしました。
回転数は500~1800rpm、エアフローは19.79~71.27CFMなので高負荷時でも特に問題はないでしょう。
4pinでPWMとDCでの制御に対応しています。
現在使用しているCPUファンもかなり大きなものですが、このCPUファンも約1kgのCPUファンです。
玄人志向 RD-RX460-E2GB
グラフィックボードは玄人志向 RD-RX460-E2GB
今回発売されたRYZEN7はGPUを内蔵してないので別途グラフィックボードが必要になります。
私はPCでゲームをしないので高性能なものは必要ありません。
ただ、せっかく4Kモニターを使用しているので4K/60Hzに対応したものであればそれで良いのです。
現在はHaswell INTEL i7 4770Kの内蔵GPUでリフレッシュレート30Hzで使用しています。
今度は4Kでもリフレッシュレート60Hzで表示できます。
そう思って買ったのですが、まだ開封していないので分からない。(^^;
DVI-D x1、HDMI x1、DisplayPort x1のポートを有しており、HDMI 2.0、Display Port 1.4 HDRに対応しているので4K/60Hzに対応しているであろうと。
あと、メインディスプレイ、サブディスプレイ、防音室のディスプレイと3モニターに対応してないとけいないことも条件なので、これも確認しておかなければ。
玄人志向もAMDのサイトでも細かなことは書いてないので「買ってから確認」です。(^^;
Radeon RX 460って確か小型ダイのPolaris 11で第四世代だったか。
いつもINTEL CPUと内蔵GPUだったので最近のことは分かりません。(^^;
補助電源も要らないようだしコレで良し。
CURUCIAL DDR4-2400 1.2V CL17 8GB×2(16GB)
CURUCIAL DDR4-2400 1.2V CL17 8GB×2
現在はメモリを32GB積んでいますが、今回は予算の関係で半分の16GBです。
またいつか足しましょう。(^^;
ASUS PRIME X370-PROの動作確認メモリーリストに載っていないメモリですが、仕様上はOK。
RYZENはメモリが厳しいようで、2枚なら3200まで、4枚使用なら2400までのよう。
この件に関してはBIOSの更新待ちのようですし、AMDからRYZENでは DDR4-2666/16-16-16-36/1.30Vが推奨と提示されています。
メモリの相性問題、出るかもしれません。(^^;
追記:後日 32GBに増設しました。
とりあえず揃えたけれど
CPUは潤沢そうですがマザーボードが品薄になるとか言われていたので、とりあえず在庫のあるうちに揃えておきましたが、まとまった時間が取れる日まで組み立てはお預けです。(^^;
それまでは現在のPCにインストールしてあるソフトのライセンス移動について確認や準備をしておきますか。
これまでのRYZENでDTM PC関連まとめ
・AMD RYZEN 7シリーズ発売 (2017/02/27)
・AMD RYZEN CPU & AM4 (2017/02/28)
・AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-1 (2017/03/03)
・AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-2 (2017/03/04)
・パーツ交換後のWindows10ライセンス認証 (2017/03/04)
・AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-3 (2017/03/05)
・パーツ交換でライセンス再認証が必要であったもの (2017/03/05)
・PC環境覚え書き 2017_03 (2017/03/06)
・RYZEN7 1800X ベンチと温度 1 (2017/03/09)
・RYZEN7 1800X+ASUS PRIME X370-PRO 不具合について (2017/03/13)
・RYZEN7 1800X ベンチと温度 2 (2017/03/14)
・AREA 4 WING 2 (AMD RYZEN7/X370 USB対策) (2017/03/15)
・RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROでのコントローラー別USBポート計測結果-1 (2017/03/20)
・RYZEN7 1800XとASUS PRIME X370-PROでのコントローラー別USBポート計測結果-2 (2017/03/26)
・AREA Over Fender R (2017/03/24)
・DTM PC 2017 RYZEN7 1800X + CUBASE PRO 9 (2017/04/01)
・PRIME X370-PRO BIOS 0515 (2017/04/02)
・PRIME X370-PRO 現時点でのUSB改善策 (2017/04/04)
・PRIME X370-PRO BIOS 0604 (2017/04/16)
・PRIME X370-PRO BIOS 0803 (2017/06/11)