DTMパソコンに搭載しているCPUはRyzen7 1800X、第一世代のライゼンです。
チップセットはGA-AB350M-Gaming 3に搭載されているB350で第三世代のRYZENまでに対応しています。
Windows11では第一世代のRYZENはサポートしないことが決定されているので、このままではWindows11にアップグレードできません。
Windows10のサポート期限は企業を除いて2025年10月14日までとなりました。
今春登場するCUBASE12に備えてOSアップグレードを行っておきました。
購入したのは AMD RYZEN 3700X。
CPUコア数:8
スレッド数:16
最大ブーストクロック:4.4GHz
基本クロック:3.6GHz
L1キャッシュ合計:512KB
L2キャッシュ合計:4MB
L3キャッシュ合計:32MB
デフォルトTDP/TDP:65W
発売日が2019年7月7日のCPUです。
市場から消えるまえに購入しておきました。
お得なCPUクーラー付き
しっかりとしたCPUクーラーが付属しています。
しかし私は更に冷却効果のある大型クーラー MSI CORE FROZR L を使用しているので今回はCPU付属クーラーは使用しません。
BIOSを更新してCPUを載せ替えるだけでも動きます
まずはRYZEN7 1800XのままでマザーボードのBIOSをWindows11に対応した最新版に更新します。これでサポートCPUも RYZEN7 3700X がサポートされた状態となります。
RYZEN7 1800X を取り外し、3700Xを載せ替えてPCを起動すると、CPUを載せ替えた?とBIOSが聞いてくるので YES を意味する「Y」をキーボードで指示します。
すると初期化された状態でBIOSが立ち上がるので、これまで何かを変更していた方は再度変更しておきましょう。
次回からは通常どおりWindowsが起動します。(^^)
RYZEN 7 1800X では最小システム要件を満たしていないと表示されていましたが
RYZEN 7 3700X ではWindows11を実行できると表示されるようになりました。(^^)v
念のため「AMD Ryzen Master」と「amd_chipset_software」の最新版をインストールしておきました。
古いバージョンの CINEBENCH ですが1800Xのデータが残っていたので比較してみました。
RYZEN 7 1800X が 1627
載せ替えただけのRYZEN 7 3700X が 2036
ドライバ類を最新にしたら「2071」と誤差の範囲程度に上がりました。
まぁ誤差でしょう。(^^;
今日はここまでで、次の休日にWindows11にアップデートします。
OSのライセンス・DTM関連のライセンスは?
CPUを載せ替えただけなのでOSのライセンスは問題なく認証された状態が保持されていました。
クリーンインストールでもこれまで使用していたPCをライセンスの中から選択すれば問題ないと思います。
本当はマザーボードもCPUも最新の第五世代にしたかったのですが、DTM関連のライセンス、アクティベーション関連が複雑すぎて、クリーンインストールが好ましいパーツ交換は避けたかったのです。
機材一覧にある音源やVSTエフェクトのライセンス解除とライセンス認証、最新版への移行やインストール上限に引っかかったり・・・・前回はホントに大変でした。(^^;
別に趣味程度でDTMをするのに性能面でRYZEN 7 1800Xで困っていたこともありませんし。
だた、いずれサポート期限が来るOSを手の空いているうちに最新にしておきたかったのです。
マザーボードを替えてLANやMACアドレスが変わったり、ディスク交換してディスク番号が変わると「別のパソコン」として認識され、ライセンス認証に変化があることがあります。
今回はCPUを交換しただけなので特にDTM系ソフトウェアのライセンスに大きな変化はありませんでしたが、Pianoteq と BFD License Manager は再度アクティベーションが必要でした。
まだエフェクト類など細かくは確認していませんが主だったものはライセンス認証が引き継がれ動作していました。
物理と論理でこれだけCPUがあってクロックも最大 4.4GHzもあれば趣味程度のDTMには十分です。
しばらくはこのDTM環境でおちつくでしょう。(^^)