MODARTT PIANOTEQ 4 STAGEにはD4とK1という
2種類のピアノ音色が搭載されていますが、
FREE Add-onを追加することで音色を増やすことが可能です。
フリーのアドオンは、
Pleyel、ErardGrandBechstein、CP-80、Grimaldi、Blanchet、
Walter、、Schoffstoss、Schmid、Schantz、Graf、Kovacs
Bells and carillons、Tubular bells、Clavichordです。
ピアノ、エレピ、ハープシコード、チャイム、ベルと
その種類も豊富です。(^^)
全てではありませんが、ピアノ音色を中心に
フリーで用意されているアドオンの音を聞いてみましょう。
音色の説明は昨日の記事の内容のコピペです。(^^;
その前に、まずはD4とK1です。
D4のプリセット「D4 Classical Recording BA」。
K1のプリセット「K1 Solo Recording」。
ここからフリーアドオンの音色です。
Grand piano: Pleyel:
1926年製のPleyelグランドピアノ。
ショパンが「心身の状態が良く、自分の音楽を追求したいときには
Pleyelのピアノが必要だ。と評したとか。
Grand piano: Erard:
2mのハーフグランド・サイズのピアノ、
Sebastien Erard(1922年製造, シリアルナンバー: 109 933)を
フィジカルモデリングによって再現。
Lisztの曲を演奏するのに適しているとか。
Grand piano: Bechstein:
2.1mのハーフグランド・サイズのピアノ。
Carl Bechstein(1896年製造, シリアルナンバー: 79 676)を
フィジカルモデリング再現。クラシック音楽の傑作や
ポップミュージックの演奏の両方に向いているとか。
Pianoforte: Walter:
Anton Walter(1752-1826)によるピアノフォルテをモデリングで再現。
Walterの友人であったモーツァルトがコンサートによく用いていたとか。
Pianoforte: Schoffstoss:
1812年製造のピアノフォルテ。
Donat Schoffstoss(オーストリアのKremsegg博物館所蔵)を
フィジカルモデリングによって再現したモデル。
Pianoforte: Schmidt:
1790年頃にザルツブルクで製造されたピアノフォルテ。
Johann Evangelist Schmidt(ドイツにあるHandelhaus博物館所蔵)を
フィジカルモデリングによって再現したモデル。
Pianoforte: Schantz:
1790年頃にウィーンで製造されたピアノフォルテ。
Johann Schantz(オーストリアのKremsegg博物館所蔵)を
フィジカルモデリングによって再現。
Pianoforte: Graf:
1826年にウィーンで製造されたピアノフォルテ。
Conrad Graf(オーストリアのKremsegg博物館所蔵)を
フィジカルモデリングによって再現。
ベートーベンが特に好んだピアノフォルテだとか。
Electro-acoustic piano: CP-80
Yamaha CP-80(シリアルナンバー 1982)を
フィジカルモデリングしたモデル。
CP-80については説明不要ですね。(^^)
Harpsichord: Grimaldi:
1697年製のハープシコード・Carlo Grimaldiを、
BexleyのAndrew Woodersonが2007年に復刻したものを
フィジカルモデリングしたモデル。
17,18世紀のイタリア・ドイツの作曲家による独奏曲に良く合うとか。
Harpsichord: Blanchet:
Francois-Etienne Blanchetが1733年に製作したハープシコード
Chateau de Thoiryを、英国Frampton CotterellのAnthony Galeが
復刻したものをフィジカルモデリングしたモデル。
ベル系とクラビは掲載していません。
音量、設定など全てはプリセットを読み込んだ状態のままです。
また、1分25秒前後の位置で高域の音色を確認することができます。
使用した曲はPIANOTEQ 4 STAGEをスタンドアロンで
起動した際のデモデータを使用しています。
フリーアドオンとは思えぬ良い音色ですね。(^^)