私が利用しているレンタルサーバは「さくらのレンタルサーバ」のスタンダートプランです。
安価なプランなので利用している方も多いのではないでしょうか。
最近、ブログでのファイルアップロードサイズのことを考えていたので書き記しておきます。
PHP最大アップロードサイズの変更
WordPressのプラグイン「All in One SEO Pack」の「パフォーマンス」から現在のPHP最大アップロードサイズを確認してみます。
標準ではPHP最大アップロードサイズは2M、PHP 最大ポストサイズは8Mとなっていました。
PHP 最大スクリプト実行時間の標準は30でしたが、BackWPupでバックアップエラーが出るようになったので120に変更しました。その後にバックアップエラーはありません。
今回はPHP最大アップロードサイズを2Mから5Mへと微妙に上限を上げてみたいと思います。
PHP設定ファイルの変更
まずはサーバコントロールパネルにログインし「PHP設定の編集」を選択します。
max_execution_time = 120 の記述はバックアップエラーの際に追記したものです。
max_execution_timeとは、スクリプト実行時のタイムアウト時間のことでPHPで大量のデータを処理する時にタイムアウトしてしまうことがあります。
このタイムアウト時間を長くすることでBackWPupのスクリプトを実行する時間に余裕を持たせました。
なお、スクリプトを実行する時間なのでバックアップに掛かる時間とは異なります。
今回は「upload_max_filesize = 5M」と追記してPHP最大アップロードサイズを5Mに変更しました。
PHP 最大ポストサイズと同じ8Mにしたい場合は「upload_max_filesize = 8M」と記載します。
All in One SEO Packのパフォーマンスで確認するとPHP最大アップロードサイズは2Mから5Mに変更されています。
phpのルール
PHP最大アップロードサイズを設定する際の注意点は、
メモリ使用量の制限>POSTデータに許可される最大サイズ>1つのファイルアップロードに許可される最大サイズ
このようになっていなければ通常は問題ありません。
記述で書くと
memory_limit > post_max_size > upload_max_filesize
このような関係です。
post_max は1回でアップロードするファイルの合計。
upload_max はファイル1つの最大サイズです。
私の場合はPHP メモリー制限の欄に「268435456」と記載されていたのでメモリ使用量の制限は256MBです。
最大ポストサイズが8Mとなっていたので余裕を見て最大アップロードサイズを2Mから5Mに変更しました。
最大アップロードサイズを8Mより大きい値に設定する場合は、最大ポストサイズも併せて変更しておきましょう。
post_max_size = 20M
upload_max_filesize = 10M
と、このようにでも記載しておけば良いでしょうか。
私の場合、このブログに使用している画像は横幅580pxなので特に2M以上にする必要も無いのですが今後の為にと思っての変更でした。(^^)