2万円前後以下のレンズ。いわゆる「撒き餌レンズ」です。
デジタル一眼レフを買って、次に欲しくなるのが三脚やリモコン、そして交換用レンズ。
その入門用レンズは買い求めやすい価格帯のわりに写りが良いことが多く、レンズ沼への入り口へと誘います。(^^)
左から、
CANON EF-S 24mm F2.8 STM、CANON EF50mm F1.8Ⅱ、PENTAX smc DA35mm F2.4 AL、PENTAX smc DA 50mm F1.8
先日から楽器とカメラの冬期メンテナンスを行い、その際ついでに撮ったものなので連日同じようなカットが続きます。(^^;
EOS Kiss XX 付属レンズ CANON EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
まずは、参考までにCANONのカメラに付属するレンズで。
CANON EOS Kiss X5 + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
f/5、1/13秒、ISO-400、焦点距離 39mm
現行のX8ではステッピングモーターを搭載した EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMが付属するキット構成があります。
世代的には、
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS → IS II → IS STM の順だったでしょうか。
撒き餌レンズ
さて、以下より単焦点の撒き餌レンズとなります。
ISO値は揃え、F値はそのレンズの開放にしていますが、焦点距離がそれぞれ異なるので同じアングルで撮影しようとするとチョット面倒。
なのでそこはアバウトです。(^^;
写り・色合いの傾向は概ねこんな感じ的に流して頂ければ幸いです。(^^;
CANON EF50mm F1.8Ⅱ
単焦点レンズ CANON EF50mm F1.8Ⅱ
f/1.8、1/60秒、ISO-400、焦点距離 50mm
現行はEF50mm F1.8 STMとなっており、絞り羽根の枚数やマウント部分、コーティングなどが変更されています。
本日のレンズの中では唯一フルサイズにも対応したレンズです。
CANON EF-S 24mm F2.8 STM
単焦点レンズ CANON EF-S 24mm F2.8 STM
f/2.8、1/40秒、ISO-400、焦点距離 24mm
カメラ任せだと少し暗めに写る傾向がありますが、f/2.8で撮影しているので周辺減光の影響で暗く見えているのだと思います。
周辺減光は広角で発生しやすく、また、絞りが開放に近いほど発生しやすいです。
EF50mm F1.8Ⅱと比較すると、どちらもF値を開放で撮影していますが、EF-S 24mm F2.8 STMの方が広角であることと、EF50mm F1.8Ⅱはフルサイズでも使用できるレンズですがEF-S 24mm F2.8 STMはAPS-C用のレンズです。
イメージサークルの違いから、EF50mm F1.8Ⅱの方が周辺減光の影響をあまり受けていない範囲をイメージサークルより小さいCMOSが捉えているのでしょう。
PENTAX smc DA35mmF2.4AL
単焦点レンズ PENTAX smc DA35mmF2.4AL
f/2.4、1/25秒、ISO-400、焦点距離 35mm
カメラ本体はPENTAX K-S2 Ver.1.11を使っています。
ペンタックス、キヤノンともにカメラ本体も入門用のものですが、個人的な印象としてはキヤノンは暖かい写り、ペンタックスはハッキリした写りと印象を持っています。
あくまで入門用カメラとレンズの組み合わせでの個人的な感想ですが。(^^;
PENTAX smc DA 50mm F1.8
単焦点レンズ PENTAX smc DA 50mm F1.8
f/1.8、1/30秒、ISO-400、焦点距離 50mm
キヤノンの 50mm F1.8IIと比較して、ピックガードの色合いはこちらの方が近く、3トーンサンバーストのボディ淵の黒色はキヤノンの方が近い色合いです。
比較した結果
24mm~50mm、F1.8~F2.8の単焦点レンズを比較した結果、私は50mmの明るいレンズが好みであることを再確認したことと、同じ50mm,F/1.8のレンズであっても、キヤノンとペンタックスでは色合いにも特徴があるようです。
価格も考慮するとキヤノンのEF50mm F1.8IIは1万円を切っていたレンズですし、後継のEF50mm F1.8 STMも現在は約1.3万円あたりでしょうか。
一番のコスパ大賞はEF50mm F1.8IIですが、どれもコスパ抜群のレンズでした。(^^)