KORGから iM1 for iPad Mobile Music Workstation がリリースされました。
記念セールとして2015年6月30日まで3.6千円が2.4千円となっているようです。
KORG M1といえば、1988年発売の61鍵シンセサイザーで
8trシーケンサと16ポリの機種、当時の価格は248,000円。
KORG初のPCM音源となるai(advanced integrated) Synthesis System、
俗にいうai音源を搭載した機種でした。
コルグの経営難を救ったシンセと言われていますし、
M1RやM3Rなどのラックモデルや派生モデルも数々登場しました。
M1シリーズの高機能版であるTシリーズもありましたね。(^^)
私と同じくらいの年代の方では
M1が置いてあったスタジオも多かったと思います。
Music Workstation 01/Wを覚えていますでしょうか。
嘘か誠かは知りませんが
M系の最新として開発されていたシンセの名称が「M10」、
社内で何故か逆に読まれて01Wになったという都市伝説もありました。
そんな懐かしいM1がiPad版となって帰ってきました。(^^)
PCMはオリジナルM1のライブラリーが搭載され完全再現されているようです。
M1用PCM ROMカード、M1EXのサウンド、
M1の進化版であるTシリーズの拡張カードと合わせて
34枚のカードが網羅された3,300の音色とあります。
ただし、34枚のカードというのはアプリ内課金も含む
全拡張サウンドROMカードの総数ということらしいです。
M1 Cards Pack、T1 Cards Packは各600円。(^^)
コルグの公式動画です。
私はM1の音色欲しさにnanoKONTROL2を購入し、
KORG Legacy CollectionのM1を使っています。
レガコレ版M1の同時発音数は256音、
音色数は3,300以上に加えてユーザプリセット400種類。
当時は高価で沢山買えなかったオプションROMも
このM1には全19種類のオプションROMカードのPCMデータとプログラム、
コンビネーション・データが全て入っており、
現代の音楽にマッチした音色も追加、
そしてTシリーズの音色も追加されています。
レガシーコレクションのM1は「最強のM1」と言えますね。(^^)
iM1 for iPadは、レガシーコレクション版M1と
課金で音色をプラスすればほぼ同じ内容であるといえます。
M1の実機を所有している方は少ないのかもしれませんが、
レガコレのM1やiM1 for iPadで作成した音色は
それぞれで共有することができるそうです。
「実機のM1と共有」これには少し驚きます。
Lightningアダプタ経由でMIDIキーボードを使用することもできますし、
GarageBandやCubasis等のiPad対応DAWでDTMすることもできます。
MIDIキーボードでは私はnanoKey2は「何か違う」(笑)と思っているので、
小さいものでは25鍵のmicroKEY25あたりが手ごろかと思います。
microKEY61では最初からKORG Legacy Collection(Win/Mac)が
スペシャル・バンドルされています。
microKEY25はiPad Camera Connection KitでiPadと直接接続でき、
microKEY37/61では電源供給ができるUSBハブを経由して接続すれば
iPadで使用することが可能となります。
昔実家にあった実機M1….。
この歳になってこれほど恋しくなるとは思いませんでした。(^^;
コメント
おはようございます(^^)
コルグ、M1、懐かしいですね~(^^)
当時、スタジオでも良く見かけましたし、仲の良い仲間も
使っていましたよ。
僕は、KORG TRINITY Plus を持っていますが、
昔からのKORGファンです(^^)
それをiPadで、ですか~(^^;
公式動画観ましたが、これはこれは、、、すごいですね(^^)
DTMの登場、DAWの高性能化で一気にレコ環境が激変しましたが、
同じようにiPadの登場で、可能性が無限大になった感じですね(^^)
HA-ROOKIE さん、こんばんは。
懐かしいですよね。(^^)
最近になって当時のバンドブームの映像を見ると、
M1やSYにEOSとVなど懐かしい機種が映っています。
もちろんレコーディングではもっと上の機種も
使われているのでしょうが、普及帯価格の機種を
ライブで使うと売れますから。(^^)
そんな時代の懐かしい音を
手元で弾いて聴ける日が来るとは。
音を聴いてるだけで若き頃を思い出します。(^^)