Cubasisの使い方の前にその機能について書いてみます。
Cubasisの概要はiPad mini+Cubasis 1で書いたとおりです。
最大発音数については、Cubasis1.7.2の新機能として、
最大ポリフォニックを128音まで設定することが可能となっているので、
CPU/Polyphony表示を見ながら最大同時発音数を調整していくことに
なるのでしょう。
今後公開されるCubasis1.8ではオートメーション機能が追加され、
ミキサーのフェーダーやエフェクト設定をリアルタイムで記録し
再生時に反映させることが出来るようです。
App Storeでの最新は2014/02/17に公開されたバージョン1.7.2が最新なので、
Cubasis1.8の公開が待たれることろです。
トリム、イレース、リバース、ノーマライズ、
フェードイン・アウトのツールが用意されています。
これだけあれば最低限の編集は大丈夫そうです。(^^)
Key Editorはピアノロール形式で縦軸のオクターブ、
横軸の表示される小節数は調整できます。
スプリット、イレース、ドロウ、コピー、ペースト、
トランスポーズ、クオンタイズなどのツールは一通り揃っています。
ピアノロールに描いた「音」。
音階を上げようとすると上に画面がスクロールします。
横に移動しようにも今度は画面が横にスクロールします。(^^;
どないやって移動すんじゃボケ!となるのです(私だけ?)。
LOCKでスクロールをロックするか、
VELをタップしながらベロシティーを上下。
縦軸のMOVEをタップしながら音階を移動。
横軸のMOVEをタップしながら発音タイミングの移動。
LENGTHをタップしながらで音の長さを調節できます。
なんや簡単やんけ。(^^)
キーエディタでこれだけ出来ればOKでしょう。
ただ指で入力しようとするとピアノロールに表示する
範囲を狭く(表示を大きく)しないと上手く入力できません。
単に私の指先が大きいだけかもしれませんが・・・。
スタイラス タッチペンがあれば便利です。(^^)
10個のパッドも付いており、これに和音をセット。
パッドをタップしながら和音の入力もできます。
PADS の入力画面です。
ドラムトラックではドラムキットを発音させます。
その他のトラックではアサインしたコードを発音させることができます。
リバーブ、ディレイ、スタジオEQ、コンプレッサー、シェルフEQ、
リミッター、フィルター、コーラス、アンプシミュレーター、フランジャー、
オーバードライブ、フェイザー、Inter-App。
ひと通りのエフェクターは揃っていますが、
Inter-Appもあるので何とでもなるでしょう。
Inter-AppはiOS7から搭載された機能で、
簡単に言えばInter-Appに対応したアプリと連携できるというもの。
「AmpliTube for iPad」なんて面白そうです。
もちろんエフェクトだけでなくInter-Appに対応した
シンセアプリをCubasisに録音することも可能です。
SEND FX、MasterFXも使用できるエフェクトは同じ内容です。
最後に Brickwall Limiter。
そしてアウトプットにルーティングされています。
Cubasis video tutorial – Chapter one
Cubasis video tutorial – Chapter two
Cubasis video tutorial – Chapter three
こんなブログ読まなくてもこの3つの動画でCubasisの使い方が判るのですが、
そんなことはお構いなしに、またもや続きます。(^^;
コメント
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はじめまして。青沢といいます。
最近Cubasisを購入し、わからないことを調べるうちに、:MOMODONさんの記事と出会いました。とても読みやすくためになります。
Cubasisの初心者なのでわからないこがあります。質問させて下さい。
MIDI録音で、PADSを使って和音を入力したいのですが、入力後に再生すると単音になってしまいます。なぜでしょうか?
PADSの入力画面で打ち込んでいる時は、和音が鳴っているのですがMIDIには反映されません。
原因がわかりましたら、アドバイスをいただけると助かります。
これからも、記事を楽しみにしてます。
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青沢うるう さん、こんばんは。
私のところも同じです。
KEYSのパッドに和音をアサインして入力することができるので、
同じ機能をPADSに用意していない気がします。
PADSはドラム入力が本分で、
大きなパッドで和音が発音できるのは、
リアルタイムの演奏時にKEYSのパッドでは
小さすぎるからなのではないかと思っています。
Inter-App Audioに対応した音源では
また動作が異なるのかもしれませんが。
答えにはなっていませんが
私のところでも同じでしたという報告です。(^^;