先日iConnectivity mioシリーズについて書いたところで、mio2にしようかと思っていましたが今後も踏まえてmio4にしました。
mio4は4in/4outのMIDIインターフェイスでオーディオインターフェイス等にMIDI端子が無い場合、既に他の機材で使用している、又は、既にUSB接続のMIDIインターフェイスを利用しているが2台同時に使用できない場合などに便利です。
私の使用しているオーディオインターフェイスUR28MにMIDIインターフェイス機能がありません。
ROLAND UM-ONE mk2 を使用していますが、UM-ONE mk2 は1台のPCに1つしか接続出来ないのでMIDI機器が増えた場合は対応できません。
そこで4in/4outのMIDIインターフェイスであるmio4を購入することにしました。
iConnectivity mio4
mio4はハーフラックサイズの4in/4outのMIDIインターフェイスですが、一般的なMIDIインターフェイスに無い面白い機能があります。
まず、Windows,Macなど最大2台のPCに同時接続することができ、その間でもMIDI信号の送受信ができることです。
また、Mio4、Mio10はiOSとWindows又はMacを接続することも可能ですが、この場合、Mio4では電源供給とCameraConnectionKitが必要です。
なお、Windows10に対応しているのはMio2、Mio4、Mio10のみでMioは正式に対応していないようです。
OSの対応状況は、
Mac – OS X 10.8-10.11 USBポート
PC – Windows 7-10 USBポート
iOS – iOS 6-9 CoreMIDIおよびCoreAudio対応アプリ
上記となっているようですが、それぞれ注釈が付いているのでメーカーサイトで確認しましょう。
表面にPC1を、背面にPC2を。別途電源を購入しなくてもiOS機器との接続の際にはPC2に使用するUSBから電源を供給することが可能です。
背面のLANコネクタはネットワークMIDIに対応した機器を接続するためのものです。
また、背面一番左のUSBポートは電源供給されたUSBハブを使用することで最大8台のUSBコンプライアンスに対応したMIDI機器を接続することができます。
言い換えれば、特別なドライバを必要としないMIDI機器をハブを介して8台まで使用できるということです。
Mio4本体がはUSBバスパワーで動作しているのでハブに接続された機器への電源供給までは賄えません。
電源供給が可能なUSBハブが必要ということです。
最大で48の16chポートを扱えますが、その際に便利なのMIDI信号のルーティングを行うアプリケーションが提供されています。
Media Integration社のサイトにあるダウンロードリンク先は変更されているようなので、直接iConnectivityのサイトに行き、「SUPPORT」、「Downloads」と辿っていくと「iConfig」のダウンロードがあります。
そこをクリックするとOS別のiConfig Control Softwareをダウンロードすることができます。
Mio4の接続先
USB接続が出来ない古いMIDI機器は我が家に3台あります。
・YAMAHA 電子ピアノ P-120(ROLAND UM-ONE mk2で接続中)
・YAMAHA 電子ドラム DTXPLORER
・YAMAHA XG音源 MU80
厳密にはもっとあるのですが、よく使うのはこの3つくらい。
電子ドラムとMU80はMIDIインターフェイス機能のあるオーディオインターフェイスUR22mkIIを介するしかないので、Mio4があればこの3台を背面MIDI端子から接続し、前面パネルのMIDI端子はBOSS MIDI PAD MPD-4、YAMAHA KX25 等、デスク上で偶にしか使わない機器を接続することにしましょう。
ROLAND UM-ONE mk2が余ることになりますが・・・・。(^^;
ハブを介して8台が使用できる機能は、
・ARTURIA MINILAB or IK Multimedia iRig Keys 25
・ALESIS Q61
・KORG nanoKONTROL2
・KORG nanoPAD2
この辺りの機器で使用できそうです。
ついでに電子ドラムまでの7mのMIDIケーブルも購入しておきました。
この週末は配置と配線で楽しめそうです。(^^)