FUJIGEN Neo Classic NSTシリーズなどに搭載されるロック式ペグが採用されたギターの弦交換の方について書いてみます。
ロック式ペグでは、ペグシャフトに弦を巻きつけないため、弦のたわみや摩擦を防ぎ、チューニングが安定します。
また、弦交換も簡単であるため、リペアパーツとしても人気が高いです。
ここでは、フジゲン ネオ・クラシックシリーズに採用されているGOTOH SD91-MG-05Mを例にしています。
ロック式ペグの種類
ロック式ペグの種類は大きく分けて2種類です。
一番よく見かけるのは、スパーゼルやオールパーツに代表される「ダイヤル式」でしょうか。
ペグ本体の裏側にある大きなダイヤルを弦を通した後に回すことで弦を固定します。
次にGOTOHの「マグナムロック」でペグシャフトに弦を通して、弦を引っ張りながら回転させることで弦を固定します。
他にもRPSやFENDERもオリジナルのロック式が採用されていますが、フェンダーはダイヤル式、PRSは弦を挟むタイプとネジで固定するタイプです。
マグナムロックの弦交換:必要な工具
普段のギターメンテナンスや弦交換に使用する工具で十分です。
具体的には、弦を切るニッパーとシャフトのロック解除に使用するマイナスドライバー、ストリングワインダーです。
ストリングワインダーはあれば便利、マイナスドライバーはコインで代用できます。
マイナスドライバー又はコインは、ペグシャフトの先端にある溝でシャフトを回して弦のロックを解除するのに使用します。
これはFUJIGEN Neo Classic NST10MALに搭載されたGOTOH SD91-05M MGの裏側です。
マグナムロックの弦交換:動画で確認
素人の説明より、実際にフジゲン・カスタムショップ公式が公開している弦交換の方法を見てみましょう。
私は最近見たのですが、それまでは弦の角度が90度以上まで回って、最後に弦を切るときに張った側に当たらないようニッパーで切るのが手間でしたが、動画に従って弦交換を行うと90度少々で弦をロックさせることができました。
私が行っていた方法と動画の差は本当に些細な違いでしたが、やはり動画のとおりに行うと綺麗に弦交換が行えました。
やはり動画は手順が判りやすいですね。
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