Toontrack EZ Drummer2 で少し遊んでみました。
この夏にfxpansion BFDecoからBFD3にアップグレードしたのですが、入門用とフラッグシップなのでその差は歴然。
さすがBFD3はリアルな音がします。
ToontrackでいえばEZ Drummer2とSuperior Drummer2.0の関係です。
そこでこの中で一番安価なEZ Drummer2でどこまでいけるか。
ただし「素早く簡単に」。(^^)
プリセットだけでは物足りない
EZ Drummer2ではいくつかのプリセットが用意されています。
それを使用すると簡単にそれ風の音で鳴ってくれますが、それは他人の感性での話なのでシックリこない場合があるかもしれません。
EZ Drummer2は最初から一定のコンプ処理などがされた「作られた音」となっています。
Superior Drummer2.0やBFD3ではRAWデータ若しくはそれに近い「録音されたままの音」です。
前者はプロによるサウンドメイクがされているので後は簡単に音作り。
後者はマイク録りのすぐ後の工程からサウンドメイクを行うので、より柔軟に音作りができる反面、それなりの知識がないと音作りに思いのほか時間が掛かってしまったり、思う音を作ることができなかったり。
音源によっては別途販売されているプリセットを購入することもできますが、やはりそれも他人の感性。
思う音が自分で作れるに越したことはありません。
その点、入門用はある程度割り切れば素早くサウンドメイク出来たりします。
EZ Drummer2 Nomal のトラックは起動してプリセットを読み込んだだけの状態です。
音源側でプリセットに応じたエフェクト処理が行われていますが、全体的に少々大人しい感じがします。
*注意*
2つのトラックには音圧差があります。
EZ Drummer2 Nomalで音量を合わせた場合はEZ Drummer2 comp etcを再生する時に少しだけボリュームを下げてください。
EZ Drummer2 comp etc のトラックはマルチバンドコンプレッサーで全体を調整、エンハンサーで倍音を調整、リバーブを加えて最後に0dBを超えないようにブリックウォールリミッターを掛けています。
ちなみにマルチアウトにはしていません。
ですので、先程のエフェクト処理はドラムトラック全体に行った処理ということになります。
キット毎に個別にエフェクト処理を行えばもっと良くなると思うのですが、今回は「素早く簡単に」ということで全体処理としています。
それぞれのキットが鮮明になり音圧もあがりました。
・・・正直、ドラムトラックがここまで鮮明に前に出てくると曲全体では「扱い難い音」ということになるのですが、ベースやギターを弾いて遊ぶ際のバックトラックとしては楽しい音だと思います。
あっ、わかりました?
弾いて遊ぶ用のトラックを作るついでに書いたってこと。(^^;