Cubase6/32bit版と64bit版のダブルインストール(同居)について。
私は、CubaseStudio5/32bitの環境の時に作成したプロジェクトファイルを、
後に移行した64bit環境で同64bit版を使用した時、負荷が高くうまく再生
できなかった経験があるので、この時のファイルを開く為に現在はCubase6/
64bit版とCubaseStudio5/32bit版をダブルインストール(同居)させています。
※経緯・詳細:Cubase6の負荷、64bit版へ移行、続・64bit版へ移行(リンク付)
ダブルインストール(同居)したもう一つの理由は、
CubaseStudio5で作成したプロジェクトファイルにHALionONE(VSTi)を
使用している場合、Cubase6にHALionONEは無く、後継のHALionSonicSEに
変わっている為、HALionONEを使用したファイルを開く為に同居させたのです。
まとめてみると、
Cubase6/64bit版とStudio5/32bit版をダブルインストールした理由
1.64bit版では32bit版で作成したファイルを使うのに負荷が高かった。
2.HALionONEを使用したトラックを再生する為。
3.Cubase6の64bit版と32bit版の同居が無理だと思っていた。
1.については、先日の検証で問題無い事を確認し、理由は消えました。
2.についても、音色を読み込むことは可能なので理由は消えました。
問題は3.について。
可能でした。
全ての情報を総合すると、私がCubase6/64bit版とStudio5/32bit版を
ダブルインストール(同居)している理由がなくなりました。
新たに、Cubase6の64bit版と32bit版のダブルインストール(同居)を
行なうことにして、どうしても使いたいVSTプラグインが32bit版でしか
動かないならCubase6/32bit版を使えば良いのです。
3.は単なる思いこみでした。
今、Studio5/32bit版とCubase6/64bit版ともに正常に動作しています。
もちろん読み込ませるVSTプラグインが重複しないようにとか、64bitの
プラグインを32bit版で読み込まないようにとかインストールや設定には
気を使いました。
同時起動できないのは当たり前ですが、思い込みで出来ないと思いこみ、
また、ドライバに問題がでると思っていたのです。
良く考えれば、ライセンスの取り扱われ方と運用のされ方を考えれば、
Studio5/32bit版がCubase6/32bit版に置き換わるだけなので、
今の運用に問題がなければライセンスもドライバも問題無いのでした。
注意すべきは、Cubase6のインストール時にHALionONEの音色を
インストールし、HALionONEを使用した5シリーズのファイルを再生
できるようにすること。(スタインバーグ FAQ参照:リンク切れ)
他社VSTプラグインのインストール時にインストールフォルダに注意する。
この2点でしょうか。
VSTプラグインについては、
Cubase64bit版には、64bit/32bitのプラグインを読み込ませてもOK。
32bit版プラグインはVSTブリッジ経由で利用できます。
この逆で、Cubase6/32bit版を使用する際には、64bitのプラグインを
読み込まないように設定する。
そんなに難しいことではありません。
明日は、キャプチャを交えて実際にやってみたいと思います。
何かの参考までに。