2018年11月15日にCUBASE10が発表され、スタインバーグオンラインショップでのダウンロード販売も同日から開始されました。時差の関係からか14日には既にダウンロード可能な状態でした。
さっそくCUBASE10をダウンロードしてインストールしてみました。(^^)
CUBASE PRO 10 価格
Cubase Pro 10 Full Versionの価格は56,160円です。
過去バージョンからのアップデート価格は、
Update from Cubase Pro 9.5 10,800円
Update from Cubase Pro 9 17,280円
Update from Cubase 7 / 7.5 / Pro 8 / 8.5 21,600円
Update from Cubase 4 / 5 / 6 / 6.5 32,400円
Upgrade from Cubase Artist 10 27,000円
Upgrade from Cubase Artist 6 / 6.5 / 7 / 7.5 / 8 / 8.5 / 9 / 9.5 35,640円
Upgrade from Cubase LE / AI (4 or higher), Elements, Essential, Studio, SX, SL or Sequel 50,760円
Cubase Pro 10 Crossgrade 35,640円
なお、USB-eLicenserを所有していない場合は別途5,400円のUSB-eLicenserが必要となります。バンドル版等からのアップグレードの場合が想定されます。
私の場合はCubase Pro 9.5からのアップデートとなるので10,800円でした。
CUBASE 10 の購入とインストール
私の場合はスタインバーグのオンラインショップから
購入手続きが完了するとMac版かPC版の「Steinberg_Download_Assistant_1.14.5_Installer_win」ダウンロード画面が表示されます。
まずはこれをダウンロードし、インストールします。
Steinberg_Download_Assistantが起動するのでCUBASE10を選択します。
ダウンロード容量はWindows版では21.09GBでした。
ダウンロードが完了するとダウンロードの検証が始まります。
検証が終了すると「ダウンロード」が「開く」に変わります。
「開く」をクリックするとユーザーフォルダの「ダウンロード」が表示され、ここにZip形式で圧縮された「Cubase_10_Installer_win」というインストーラがあるのでこれを解凍します。
回線の種別や状況、PCのスペックにもよりますが、ダウンロードは光回線で15分程度、検証に3分、解凍に5分といったところでした。
解凍が終了したら「Cubase10」フォルダにある「Setup」をクリックし、CUBASE10のインストールを開始します。
ライセンスの同意、インストールされるプログラムとインストール先の確認を行い、インストールを開始、そして完了です。(^^)
CUBASE10 アクティベーション
CUBASE PRO 10のインストールは終了しましたが、このままCUBASE10を立ち上げようとしても「有効なライセンスが見つかりません。プログラムは終了します。」となります。
USB-eLicenserの中身はまだCUBASE PRO9.5のままなので、CUBASE PRO10のライセンスキーを登録してアクティベーションを行う必要があります。
「ライセンスのアクティベーションを開始」をクリックするか、eLicenser Control Centerを起動してアクティベーションを行います。
購入後に「Steinberg オンラインショップ – ご注文確認書」というメールが届きます。
これにアクティベーションコードが記載されているのですが、まだメールが届いていない場合や、購入時に控えていない場合は、
https://shop.steinberg.net/c/shop?mode=info でオンラインショップにログインします。
すると、https://shop.steinberg.net/c/shopというアドレスで「注文の表示」から注文履歴を確認することができます。
そこに表示されている購入履歴にアクティベーションコードも記載されています。
メールがまだ届いていない場合や購入時に控え忘れた場合はここを利用しましょう。
「アクティベーションコードの入力」の#のところにコードをコピペします。
すると「CUBASE 10 PRO」のライセンスが表示されるので「次へ」をクリックします。
私の場合はCUBASE PRO9.5からのアップグレードとなるので、CUBASE PRO9.5をクリックして「ライセンスキーをアップグレード」をクリックします。
ライセンスのアップグレードが開始されるので、終了すると「閉じる」でウインドウを閉じましょう。
これでCUBASE PRO10のアクティベーションが完了したのでプログラムを起動することができます。
起動した CUBASE PRO 10です。(^^)
CUBASE PRO 10の新機能
・VariAudio 3: オーディオの補正編集をさらにクリエイティブに。スマートコントロールにより作業をスピードアップ。
・MixConsole スナップショット: プロジェクトの異なるミックスや設定を保存し瞬時に比較可能。
・オーディオアライメント: 複数トラックのタイミング合わせを簡単に。
・新しいチャンネルストリップ: メータリング、機能、GUI を全面的に改良。
・32ビット整数 / 64ビット浮動小数点オーディオファイル対応: 高音質にさらに磨きをかけたオーディオエンジン。
・サイドチェーン手順の改良: サイドチェーンテクニックを素早く簡単に設定。
・Groove Agent SE 5: ドラム&ビートメイキングがさらに進化。
・5 GB のサウンド&ループ: 6組のプロデューサーによるサウンドコンテンツ。
・AAF 対応: 他社製アプリケーションとのファイル互換性をさらに向上。
・Distroyer: アナログ的なドライブから破壊的な歪みまで使えるプラグイン。
・REVerence: プリセットの管理、操作性を向上。新たに 20 の IR データを追加。
・レイテンシーモニター: レイテンシーの発生源や数値を正確に把握。
・HiDPI ディスプレイ対応: macOS の高解像度ディスプレイ表示に対応(Windows 10 では限定対応)。
・メディアラックとプラグイン: ドラッグ&ドロップによるエフェクト / VSTi 操作と表示の改良。
・MPE 対応: MPE デバイスを接続して新感覚の操作が可能に。
・映像との連携: サウンドトラック作成機能がさらに進化。
・VR ツールセット: VR コンテンツ制作に対応した直感的かつ高度なツールを装備。
・ARA 対応: ARA 規格プラグインとの互換性を拡張(後日予定)。
・その他操作性、パフォーマンス、クオリティを全面的に改良。
以上の記載がスタインバーグのニュースリリースに記載されていました。
https://japan.steinberg.net/jp/news_events/news_list/detail/article/cubase-10-4928.html
個人的には VariAudio 3とオーディオアライメント、そしてMixConsoleでスナップショットが可能になったことが嬉しい新機能となります。(^^)
サードパーティ製のVSTインストールパスの設定等はまだ行っていないので、これから少しづつ設定して使ってみましょうか。