CUBASE8シリーズとなってPro8、Artist8にVST Bass Ampが新しく搭載されました。
7シリーズではギター用にVST Amp Rackがありましたが、
8シリーズで待望のベース版も加わった形です。
ちなみにCUBASE7.5のVSTアンプラックのバージョンは4.5.4.61でしたが、
CUBASE8ではVST Amp Rack、VST Bass Ampともに5.0.0.423と
バージョンも上がっているようです。
VST Bass Ampの使い方はギター用のVST Amp Rackと同じです。
VST Bass Ampは、6種類のアンプと4種類のスピーカーキャビネット、
8種類のマイクロフォン、6つのマイクポジション、
そして20種類以上のエフェクトペダルが搭載されています。
ギター用のVST Amp Rackと比較し、アンプやキャビネットの数など
細かな違いがありますが、一番の違いはマイクの選択肢でしょうか。
VST Amp Rackではダイナミックマイクと大型振動板付きのコンデンサーマイクの
2種類からしか選択、またはブレンドしか出来ませんでした。
VST Bass Ampでは57、121、409、421、545、5、30、87の
8種類から選択し、どちらか、又はブレンドすることができます。
VST Amp Rackも同じですがVST Bass Ampの
基本的な使い方の設定画面を列挙してみます。
アンプの選択です。
Valve Amp 300W,Grayhound 300W,Green T 600W,
Paradise 880W,Tweed 45W,iTech 500Wの6種類の
ベースアンプが装備されています。
No Amplifierを選択することも可能です。
キャビネットの選択画面です。
8×10、4×12、4×10、1×15の4種類から選択可能で、
Link Amplifier & Cabinet Choiceを選択すると、
先に選択したアンプモデルに応じたキャビネットが
自動で選択されます。
No Cabinetを選択することもできます。
ポストエフェクトの選択です。
選択できるエフェクトの種類はプリエフェクトと同じです。
マイクの選択画面です。
マイクポジションのポイント数はVST Amp Rackの方が多いです。
コンフィグレーションの画面です。
モノラルトラックでは上のキャプチャですが、
ステレオトラックではルーティングを変更することができます。
マスター設定です。
ここではイコライザー、チューナー、
マスター音量の3つのエフェクターが固定されています。
スタインバーグのサイトで新機能に関する動画やデモサウンドがアップされており、
VST Bass Ampでも9つのデモサウンドが聴けるようになっています。
私のベース演奏でデモを作ると営業妨害で訴えられそうなので
興味のある方はスタインバーグのサイトで聴いてみてください。(^^)