ASUS TransBook シリーズ T100TAF
T100TAFはいわゆる2 in 1 PC です。
このT100TAFはローエンドモデルなのですが、ASUSの場合は型番にかなり注意しないと中身が細かく異なります。
T100TAFといってもWindows8.1モデルもあればWindows10モデルもあり、CPUやメモリ構成、細かな仕様の相違、付属するオフィス製品の有無やバリエーションなどキリがありません。(^^;
これに加えて海外仕様と日本仕様のベースの違いや
家電量販店専売モデルも存在します。
家電量販店モデルでは海外仕様と日本仕様のどちらを基本にしているのかとか。
ASUS製品は型番+枝番の組み合わせで
別モノみたいな仕様になることも。(^^;
今回購入した T100TAFのベースは2年前に発売された枝番DK32をベースにした、おそらく家電量販店モデル。家電量販店モデルもいくつか存在するので尚フクザツです。
このモデルの正式な型番は「T100TAF-DK325S」
製品名 | T100TAF-DK325S |
---|---|
OS | Windows10 Home 32bit |
CPU | Atom Z3735F(1.33GHz/バーストブースト最大1.83GHz) |
メインメモリ | 2GB(DDR3L-1333) |
ディスプレイ | 10.1型ワイドTFT タッチスクリーン(1,366x768 WXGA/外部ディスプレイ出力 最大1,920x1,080) |
記憶装置 | タブレット部 eMMC 32GB/本体 HDD 500GB(5400rpm-SATA) |
サウンド | モノラルスピーカー 1.5W、アナログマイク内蔵 |
Webカメラ | 126万画素 |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0 |
USB機能 | USB2.0x1(キーボード部)、MICRO USBx1(タブレット部) |
ディスプレイ出力 | microHDMI タイプD x1、 |
カードリーダー | microSDXC,microSDHC,microSD(タブレット部) |
オーディオ機能 | マイクロホン/ヘッドホンコンボジャック |
バッテリー駆動時間 | タブレット 7.9時間/タブレット+キーボード 7.3時間 |
バッテリー充電時間 | タブレット 4.7時間/タブレット+キーボード 4.9時間 |
質量 | タブレット 580g/タブレット+キーボード 1.18kg |
オフィス製品 | Office Mobile+Office 365サービス |
発売年月 | 2016年3月 |
購入後にWindows Updateを行うとプリインストールのWindows10より新しいWindows 10 バージョン 1151のインストールが始まりました。再セットアップと同じです。(^^;
キャプチャは使わないソフトやユーティリティ類をアンインストールし、Office Mobile+Office 365サービスをインストールする手前の状態です。
タブレットでの使用では eMMC 32MBが記憶領域となるのですが、eMMC 32GBは11.7GB/28.3GB と表示されるので、実質の空き容量は11GB程度になります。
メインメモリは2GBですがネットやメールチェック、
SNS、オフィス資料の閲覧程度の利用では困らないでしょう。
アイドル時でメモリの使用状況は53%で約1GB程度でした。
T100TAF-DK325Sに搭載された Atom Z3735F は2014年第一四半期に発売された 1.33GHzのCPUで、4コア4スレッドで動作し、バースト周波数は最大1.83GHzとなります。
開発コード名は「Bay Trail-T(第3世代 Atom Silvermont)」
キャッシュは2MB、22nmプロセスのCPUです。
CPUMarkではAtom Z3735F のベンチ結果が897。
近いベンチ結果のCPUを探すとCore2 Duo T5450 1.66GHzのベンチ結果が 890 でした。
グラフィックはCPU内蔵の Intel HD Graphics(第7世代)。
ベース周波数は311MHz、バースト周波数は646MHzです。
実行ユニット数は4、DirectX11.0、OpenGL3.0のグラフィック仕様です。
タブレットPCとして使用してもよし、
キーボードを付けて簡単な仕事に使ってもよしです。
付属するOffice Mobileは、Windows 10 タブレットのタッチ操作と小さい画面向けに最適化されたアプリです。Office MobileとはWord Mobile、Excel Mobile、PowerPoint Mobile、OneNote を指しており、OneNoteは最初からインストールされていますが、その他のアプリはストアから入手します。
液晶サイズが10.1インチ以下のモバイルデバイスでは無償で基本編集機能を使用できますが、マイクロソフトアカウントでサインしている必要があり、図形やスタイル、レイアウトなどに関連した高度な編集機能を使用するには、Office 365 の購入が必要です。
Microsoftアカウントでサインインしていない場合は閲覧と参照のみ。
Microsoftアカウントでサインインしている場合は閲覧、参照、基本的な編集が可能です。
これは10.1インチ以下で使用するOffice for iPad/iPhone/iPod Touchも同じです。
T100TAF-DK325S にはOffice 365サービスが付属しているので、
基本的な編集(商用利用)、完全な文書の編集機能が追加されます。
同梱されているOffice 365サービスのプロダクトキーが書かれたカードには、
■Office Mobileのすべての機能
・2台のタブレット
・+2台のスマートフォン
■1TBのOne Drive
・オンラインストレージ
■毎月60分のSkype電話
以上を1年間使用できると記されています。
これまでは 出先や出張での確認事項や簡単な作業をiPad mini2で行っていたのですが、最近DTM関連アプリの無料キャンペーンが多く 容量不足を感じ始めていたので、仕事関連は T100TAF で行うことにしました。(^^)
最初にも書きましたが、このT100TAFは枝番で2万円~5万円まで様々です。OS、CPU、メモリ、記憶装置の仕様とオフィスの内容は必ず確認しましょう。