SENNHEISERから無償で提供されているプラグインのうち、バイノーラルパナープラグイン AMBEO Orbit を試してみました。
ゼンハイザーといえばプリン(HD598)が有名ですがプラグインもあるのです。(^^)
ちなみにプリンの後継機種はHD599です。
AMBEO Orbit の効果
AMBEO Orbitを使用すると、モノラルまたはステレオ音源を効果的に3D音場に配置して、不要な彩色を避けることができるようです。
ダウンロードアドレスと同じページにチュートリアル動画があるのでヘッドホンで実際にその効果を聴いてみましょう。
対応するOSとフォーマットは、MacとWindowsの両方で、AAX、VST、VST3、およびAUフォーマットで利用できるようです。
SENNHEISER AMBEO Orbit インストール
まずはSENNHEISERのサイトからAMBEO Orbitをダウンロードします。
AMBEO Orbitダウンロードアドレス
https://en-de.sennheiser.com/ambeo-blueprints-downloads
1.ライセンス同意です。
2.32bit版のインストール先を選択します。
3.64bit版のインストール先を選択します。
4.インストールするプラグインにチェックを入れます。
5.インストール内容の確認です。
6.インストール完了です。
私の場合はCUBASE AI9.5にインストールしたので64bit版のVST2/VST3にチェックを入れてインストールしました。
CUBASE AI9.5ではAMBEO Orbitは「Other」の中に表示されていました。
無事に起動したAMBEO Orbitです。
バージョンは0.1.2 BETA となっていました。
こういったお試し用にお遊び用PCがあるのは便利です。(^^)
実際に聞いてみました
視聴に使用したのはSHUREのリファレンス・スタジオ・ヘッドホン SRH840 です。
自身の環境での効果とゼンハイザーのサイトにあるチュートリアル動画の両方でプラグインエフェクトの効果を聴いてみたところ、音源を360°に配置できるということですが、フロントは頭頂部、左右は耳の真横、バックは後方からというよりは、距離感はなかり近く後ろの首あたりで鳴っている感じです。
YAMAHAのスタジオモニター HS5でも聴いてみましたがチョット判りずらかったです。(^^;
それよりも空間の広がりを調整する効果がとても良い印象でした。
ショートディレイとも違いますし、単純なリバーブとも異なる感じがするので、特別な空間処理が行われているのでしょうか。
3D音場配置よりそちらの方に興味がいきました。(^^;