HOFA 4U-FreeプラグインでMS(Mid/Side)を視覚的に判断できる
フリープラグインを紹介しました。
MS処理を手作業でしようとすれば、
MS処理で書いたようにM=L+R、S=L-RでMidとSideに分解し、
それぞれにEQ等でエフェクト処理します。
(L+R)+(L-R)=2L、(L+R)-(L-R)=2R で再びLRに戻すのですが、
2Lと2Rでは元より音量が倍に上がっているので、
電圧比で6dB、電力比で3dB下げます。
こんな面倒なことをしなくても最近ではプラグインで簡単に。
しかもフリーのプラグインで。(^^)
以前に紹介した Blue Cat Audio のBlue Cat’s Freeware Plug-ins Pack II
この中にバンドルされている Blue Cat’s Gain Suite.
通常はL,Rチャンネルのゲインを調整しますが、
Mid/SideのボタンでMidとSideの別にGAINを調整できます。
Mid/Sideの別でEQやエフェクトを掛ける訳ではないので、
細かな音質の調整はできませんが、
Sideを少し上げるだけで広がりが出る場合もあります。
Blue Cat’s Freeware Plug-ins Pack IIは、
Chorus、Flanger、FreqAnalyst、Gain Suite、PhaserTriple EQと
6種類のプラグインで構成されており、対応する形式も
Mac AAX/Mac AU/Mac RTAS/Mac VST/Win AAX/Win DX/Win RTAS/
Win VST/Win x64 AAX/Win x64 DX/Win x64 VSTと非常に豊富です。
Blue Cat Audioのアドレスは、
http://www.bluecataudio.com/Main/Home/
他にもMS(Mid/Side)に対応したプラグインは
沢山あると思います。探してみましょう。(^^)
この手の記事に毎回書いていますが、
海外のサイトであること、サポートに関すること、
インストールやアンインストール、ウイルスの混入やブラクラ、
その他使用に関する不具合等のリスクを理解したうえ、
自己の判断と責任で導入しましょう。
そしてセキュリティーソフトの更新とバックアップは忘れずに。(^^)