PENTAX K-S2 ダブルズームキット
PENTAX K-S2は2014年9月に発売されたPENTAX K-S1の上位機種として
2015年3月6日に発売されました。
K-S2 ダブルズームキットに付属するレンズは
・smc PENTAX-DA L 18-50mm F4-5.6 DC WR RE
・smc PENTAX-DA L 50-200mm F4-5.6 ED WR
レンズは雨天時や霧の中や水しぶきのかかる場所での使用も可能な
防滴構造が採用されている「WR」レンズが付属しています。
市販されているHD PENTAX-DA 18-50mm F4-5.6 DC WR REとの違いは
付属品の有無とレンズコーティングが異なります。
K-S2本体は防塵・防滴構造となっており、シーリング箇所は100カ所。
K-30では81カ所のシーリングでした。
ちなみにレンズ鏡筒内のシーリングについては、
DA★レンズはカメラ本体と同等の本格的な防塵・防滴性能を持つ「AW」。
レンズ内部への小雨やホコリの侵入を防ぎます。
カメラ購入時に付属するレンズはWRレンズ又は旧製品では無印。
WRは雨しぶきに耐える簡易防滴構造となっています。
K-30 ダブルズームキットに付属していた
smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL、
smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED
「WR」の記載がないので防滴構造などは採用されていません。
入門用機種ではK-30の後に発売されたK-50から
WRレンズが付属するようになりました。
ただし K-50 300ダブルズームキットに付属する
smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 EDは
K-30に付属していたものと同じなのでWR仕様ではありません。
ペンタックス K-30の発売日は2012年6月29日。
入門用デジタル一眼レフという位置づけでしたが、
インターバル撮影や2つのダイヤルでの操作が可能なこと。
そして防塵・防滴構造の本体と-10℃まで動作保証する耐寒性能など
入門用という位置づけでありながら他社にないアドバンテージがありました。
その後、K-50が登場。
K-50はK-30のより下の位置づけとありましたが、
実質的な差は大きくなく後継機種との見方もありました。
現在の入門用を担っているのは 「PENTAX K-S1」
しかしこれをK-30/K-50の後継と見なす訳にはいきません。
基本的な性能は上がっているのですが、
K-30/K-50から省かれた機能も案外とありました。
多重露出、インターバル、電子水準器などの便利な機能が無い。(^^;
K-S2では省かれた機能が復活しており、
インターバル系の機能は多機能になって帰ってきました。
K-30/K-50の実質的な後継機種はK-S2と言っていいでしょう。
ミドル機種扱いだから少々値が張ってますが。(^^;
用途と好みによりますが、
入門用機種としてK-30/K-50のコスパは良かったと思います。
そういえば年末に家電量販店にK-30とK-50が展示品特価となっていたのですが、
本体カラーの差なのか、仕切りの違いなのか発売時期の古いK-30の方が高かったです。
店員さんにWRレンズが付いているK-50より普通のレンズで
しかも古いK-30の方がなぜ高いのか聞いてみましたが理由は不明。(^^;
少し使ってからK-30とK-S2を比較してみます。