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CUBASEで5連符,7連符,9連符を入力する方法

CUBASE PRO 13

CUBASE6.5で5連符,7連符,9連符を入力する方法です。

CUBASEも含め、今のDAWではマウスで選択するだけで入力する音の長さを指定することが出来ます。

レコンポーザを使っていた時は計算機片手にDTMしていたので便利になったものです。

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通常では3連符が表示されています

ren01.jpg
しかし、通常の状態での連符系入力は3連符、6連符、32連符、64連符などしか選択できません。

クラシックやドラムでは5連符、6連符などは頻繁に出てくると思いますし、プレグレ系の楽曲では更に使用頻度が高い連符だと思います。

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5連符、7連符、9連符の入力方法

ではここからCUBASE6.5での5連符,7連符,9連符の入力方法です。

ren02.jpg
Cubase6.5で赤枠のところをクリックしてクオンタイズパネルを開きます。

その際に判りやすいようにクオンタイズ値を1/4にしておきます。

ren03.jpg
クオンタイズパネルのグリッドは1/4、連符は「Off」になっています。

この連符のところを5、7、9に変更すると、グリッド線も併せて変更されます。

ここでは5連符として連符を[5]に変更します。

ren04.jpg
これで1拍あたり5つの音符が入るグリッドとなりました。

ren05.jpg
キャプチャでは判りづらいですね。(^^;

ren06.jpg
ノート長のクオンタイズを[クオンタイズとリンク]にしておけば、クオンタイズで設定した音符の長さで入力することができます。

ren07.jpg
クオンタイズパネルで作成したグリッド長はプリセットとして保存することができます。

もちろん判りやすく名前を変更することも可能です。

ren08.jpg
私のは5連符,7連符,9連符を作成してプリセットにしています。

グリッドの間隔はこれでOKですので、あとは忘れないようにノート長のクオンタイズを[クオンタイズとリンク]にするだけです。

CUBASE6.5で5連符,7連符,9連符を入力する方法でした。

様々な連符で表情を付けましょう

5連符,7連符,9連符は通常あまり登場しないと思いますが、バラード曲などのタメ感や高揚感、激しい曲では疾走感を表現する為にドラムフィルやギターソロで登場します。

先に書いたとおりクラシックやプログレ系楽曲、ギターの早弾きでは頻繁に目にします。

タメ感では6連符の替わりに5連符。
疾走感では6連符の替わりに7連符。

連続して使用するとリズム音痴に聞こえる事もあるので、曲調やテンポに合わせてポイントを絞って使うのが効果的です。

意外と多い早弾きでの曖昧な譜割りと特殊奏法

楽譜などでも登場頻度は少ない5連符,7連符,9連符ですが、私のギターソロには頻繁に登場します。

高速の6連符連続フレーズについていけなくて、所々5連符になっていたり、スピードの遅いの
6連符連続フレーズではピッキングし過ぎて7連符になっていたりします。

例えば、
1小節が6連符.6連符.6連符.6連符なら
5連符.6連符.6連符.7連符になってしまいます。

頭で遅れて最後に帳尻を合わす。
こんなことは茶飯事です。

下手といえばそれまでなので、プログレを1小節のなかで表現していると思っています。

先は私のコントロールの効かない弾き方の例でしたが、プロの方ではこれを「奏法」としてコントロールしている方も多くいます。

5連符、6連符、7連符フレーズはきちんと弾きますが、左手レガートで右手はトレモロ奏法を行う場合があります。

これは左手は5連符で押弦していますが、右手は5連符で弾いておらず、トレモロ奏法を行っています。

この場合、トレモロ奏法の速さが音符の数になっているのが譜面上正解なのですが、聴き取り難く譜面割も複雑になるので、便宜上、左手の5連符の押弦を譜面におこしている場合があります。

この場合は耳で聴いて、5連符フレーズなのか、左手5連符の音符割で右手はトレモロ奏法なのか聞きわけるとより近い雰囲気でフレーズを真似ることができるかもしれません。

オリジナル曲の場合は、プロはこのようなこともフレーズによって弾き分けていることがあることを知っていると、表現に幅が生まれます。

何かの参考までに。

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コメント

  1. 7th-lab より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    やりましたねぇ。
    192を24で割って3かけて…とか(苦笑)。
    実に懐かしいです。
    若い方は、昔はそんな風にステップライトを積み重ねてアンサンブルを制作していたことなど、もはやご存じないでしょう。
    さらに、シンセに付属のシーケンサー使用の場合は、小さい液晶にノートデータが1音分ずつしか見えなかったり、様々な苦労がありました。
    今はステップライト後にリボンの長さを少しずつ伸ばしたり縮めたり。
    演奏の揺れまでシミュレートできる時代。
    逆に「グルーブクオンタイズ」なんか当方には面倒に感じてしまって(汗)。
    全部イチイチ手作業で好きなようにできるっちゅーねんw 。
    毎度思うことですが、スゴい時代になったモンですね(苦笑)。

  2. HA-ROOKIE より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    おはようございます♪
    いやぁ、ほんとに、昔を思い出します(笑)
    2拍3連とか、電卓で計算してました(笑)
    5連符は、確かにギターソロなどで良く
    使いますねw
    独特のニュアンスがあって、スパイスの
    効いた(表現が微妙ですがw)表現に
    なりますね♪

  3. MOMODON より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    7th-lab さん、こんばんは。
    先日はお気遣い頂きまして申し訳ありませんでした。(^^;
    シンセの液晶での打ち込みは大変でしたね。
    しばらくして専用機のQY300を買ったのですがそれでも大変でした。
    PCに移行してからの打ち込みの快適なことといったら。(^^)
    エクスクルーシブなんてものはとうに忘れてしまっています。
    昔、鼻歌がMIDIになるってやつもビックリしましたが、
    今ではチョイチョイっと作れる時代になってしまいましたね。

  4. MOMODON より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    HA-ROOKIE さん、こんばんは。
    ギターといえばマルチエフェクターを使い出した頃は
    ディレイタイムの設定でも電卓は必需品でした。
    私のギグバックの中には乾電池と交換用の弦、
    そして電卓がいつも入っていました。(^^)
    今では電卓片手に曲を作ることはなくなりましたが、
    昔は私が打ち込みやっている姿を見て、
    「偉いねぇ、家計簿付けてるの。」なんて言われたことも。(^^;

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