随分と昔の話ですが、私もバンド活動を行っていた時がありました。
もちろんメインはギターでしたが、他のバンドでメンバーの怪我や
用事でスタジオリハーサルやライブが出来ないときは、助っ人として
ベースやキーボードも弾いていました。
そこでベースを弾いていた時や
デモテープ作りの時に心がけていたことを書いてみます。
ドラムとベースはリズム隊という一つのチームといわれています。
ベースのスラップ奏法のプリングは、
スネアドラムを表現したものだというのも納得ですね。
バスドラムはリズムの基礎ですが、それ自体に音階はありません。
しかし、フレーズによってはベースと重ねることにより、
まるでバスドラが音階で鳴っているように聞こえることがあります。
私はこの点に注意して弾いていた記憶があります。
ベースもバスドラもズッ(タン)ズズ(タン)というフレーズでは、
特にアタックが揃うように配慮していました。
音つくりも、PAでドラムにEQやエフェクターを掛けるときは
その設定を教えてもらい、残響感やバスドラとの音の質を
なるべく合わすようにベースの音を作っていました。
小さな所で演奏する場合、ドラムはドライ(生音)で届けることに
なりますが、この場合は少し明るめの音にして音量はバスドラの
アタック音が綺麗に聞こえる範囲で調節していました。
小さな場所で演奏する場合、ドラムの音量を基本としないと
ギターやベースがうるさいだけの演奏となるので特に注意が必要でした。
弾いてると気持ちが良いのでアンプ隊はついつい音量過多になりがちです。
ちなみにバンドでベースを弾いている時に使用していたエフェクターは、
オーバードライブとイコライザー、ボリュームペダルでした。
これにスラップをする時だけリミッターを加えていました。
今でもベースを録音する際、バスドラとシンコペーションを
合わす機会の多い曲ではアタックと残響感を合わすように心掛けています。
もちろん、心がけているだけで技量は伴っていないのですが。(^^;
コメント
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ドラムとベースが安定しているバンドは、
演奏が厚く聞こえるものですよね♪
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HA-ROOKIE さん、こんにちは。
確かに厚く聞こえますね。(^^)
フージョン系バンドのベースは難しかったです。
ドラムが16分のキザミなので、ベースも16系になるのですが、
なんちゃってベース弾きの私には8分のウラを合わせたり、
独特のスイングした16では何の役にも立たず、
逆に迷惑を掛けた覚えがあります。(^^;