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YouTubeとSoundCloudの音質

ytmmd01

作った曲の掲載場所と音質について書いてみます。

私の場合、アカウントを持っているのはYouTube、SoundCloud、
ニコニコ動画ですが、ニコ動はほったらかしの状態です。(^^;

他にも最近ではMySpace、Mixcloud、
OKMusicのアカウントを持っている方も増えているようです。

以前にYOUTUBEと著作権と音質YOUTUBEの音質
YOUTUBEのkbpsという記事を書きましたが、
SoundCloudとYouTubeの音質についておさらいで書いてみます。

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YouTubeとSoundCloudの違い

SoundCloudの音質

sc201501
SoundCloudは3時間分までなら無料でアップロードできるサービスです。

有料サービスでは6時間分までの「PRO」と
無制限の「PRO UNLIMITEDR」がありますが、
PROでは月額5ドル、又は年額55ドル。
PRO UNLIMITEDでは月額15ドル、年額135ドルとなっています。

ここではSoundCloudのフリー版の音質について書いてみます。

アップロードされたファイルはエンコードされないので、
ダウンロードの際はアップロードしたファイルのままで
再生できるのがSoundCloudの良いところですが、
ブラウザでのストーリーミング再生の際はmp3/128kbpsで
エンコードされたものが再生されているようです。

情報元:SoundCloud Help / Uploading & Transcoding

エンコーダーにもよりますが、
MP3/128kbpsでは15kHz付近でLPFが掛かっているようです。

spc201503

これは昨日の3ピースサウンドメイクで使用したトラックを
CUBASE PRO8でMP3 128kbpsにして書き出したものです。

spc201502

高域がスパッと落ちているところにカーソルを持っていくと、
その場所は15600.8Hzであると表示されています。

どうりで残響感のある曲やハットやシンバルが大きいと
シャワシャワとするわけです。

ちなみにMP3では160kbpsでは18.6kHz、192kbpsでは21kHz、
256kbps以上で22kHzとなるエンコーダが多いようです。

せめて18kHz付近までと思うので160kbps欲しいところです。

音質いうならプロ版にということでしょうか。(^^;

 

YouTubeの音質

t201501

YOUTUBEではどうなっているのでしょうか。

コンテナはMP4が採用されているようです。
音声コーデックはAAC-LC、
チャンネルはステレオ又はステレオ+5.1、
サンプリングレートは96kHz又は48kHzとなっているようです。

情報元:YOUTUBE 高度なエンコード設定

AACにはいくつかの拡張機能がありますが、
AAC-LC はAAC Low Complexityの略であり、
AACの基本機能だけを用いることを示しています。

動画のコーデックはH.264が採用され、
プログレッシブスキャン、ハイプロファイル、2連続フレーム、
クローズドGOP、CABAC、可変ビットレート、
クロマサブサンプリング4:2:0という内容のようです。

フレームレートは24/25/30/48/50/60fpsのようですが、
それ以外のフレームレートも使用できるようです。

インターレース方式のコンテンツではアップロードする前に
インターレースを解除する必要があるようで、
1080i60であるなら1080p30のプログレッシブ方式に変換する
必要があるとありました。

YOUTUBEの一般的な組み合わせです。

・360p
映像のビットレート:1,000kbps
ステレオ音声のビットレート:128kbps

・480p
映像のビットレート:2,500kbps
ステレオ音声のビットレート:128kbps

・720p
映像のビットレート:5,000kbps
ステレオ音声のビットレート:384kbps

・1080p
映像のビットレート:8,000kbps
ステレオ音声のビットレート:384kbps

・1440p
映像のビットレート:10Mbps
ステレオ音声のビットレート:384kbps

720p以上では音声部分のビットレートに変化がないようなので、
アップロードの際には720p以上を選択すれば高音質となります。

ただし、YOUTUBEではアップロードの際にエンコードされるので、
音声部分をAAC 48kHz 384kbpsで作成しても再エンコ。(^^;

たぶんですが再度エンコードした音に聞こえます。
合致したフォーマットはスルーしてくれたら良いのに。

さて、今日はこれまでのおさらいとして、
現時点でのYOUTUBEとSoundCloudの再生時での
音質についてまとめて書いてみました。

コメント

  1. HA-ROOKIE より:

    おはようございます(^^)

    YouTubeにアップした動画を聞くと、なんとなく音質が悪くなっている
    ように感じていましたが、そういう事だったんですね。
    どんな楽曲が伝われば良いので、たいして気にはしていませんでしたが…
    と言うより、mixが下手過ぎるのが最も痛い所ですが…(汗

    • MOMODON より:

      HA-ROOKIE さん、こんばんは。

      YOUTUBEでは表示される動画サイズや通信環境によっては
      自動で高画質再生されるようなのであまり気にしていませんが
      SoundCloudのストリーミング再生の128kbpsは
      今の時代チョットどうかなと思います。

      無料で利用できるので我儘は言えませんが、
      MP3が流行りだした頃のkbpsと同じ・・・。(^^;

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