左右対称なんて人間は存在しません。
右目と左目。右手と左手。右足と左足。
それなら耳だって何かが微妙に違うはず。
騒音性難聴では5kHzをピークとして
4kHz~6kHzの範囲の音が聞こえ難くなる5kHzの谷。
一度傷ついたら再生しない大切な有毛細胞。
年齢と共に減少すれば老人性または加齢性難聴です。
20Hz~20kHzまで聞こえるとされる耳も
年齢とともに最高可聴周波数は落ちていきます。
私は40代なので平均は14kHz。俗に言う感音性難聴です。
ちなみに人が音階として認識できるのは4kHzまでと言われています。
疾病などで服薬した薬の副作用等で耳の機能に障害を及ぼす耳毒性。
自分で気持ちよく聞こえていても違う人が聴いたら
「アレッ?」なんてことがあるかもしれません。
ましてや私はド素人。
大したミックス技術など持ち合わせておりません。
せめて視覚的に判断できるものがあればと使っているのがToscanalyzer。
Toscanalyzeはフリーソフトで
2トラックで書き出したファイルを解析してくれます。
以前に書いた2MIX解析でも登場しました。
パワーディストリビューター FURMAN SS-6B-その後で使用した画像です。
今、トラック調整している曲を解析してみました。(^^)
青色の30Hz~499Hz、黄緑色の500Hz~999Hzが右寄り。
黄色の1kHz~3.9kHzが左過ぎ。赤色の4kHz~16kHzは左寄り。
シンバルやスネア、ハットのパンによって中高域は多少偏るものですが、
低域が偏っているのはバランスが悪いです。
この帯域を使用している楽器のパン設定を見直したり。
帯域でスプリットしてモノラルにしてみたり。
聴きやすいようもう少しバランスを考える必要がありそうです。(^^;