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ROLAND Rubix44

ROLAND Rubix44

YAMAHA UR28Mが故障したので ROLAND Rubix44 を購入しました。

ROLAND社製オーディオインターフェイス専用機を所有して使うのはDTMを始めて初めてとなります。

最近は前面にジャックがあるタイプが多く、背面にまとめられている製品は中~上級者用が多いのでしょうか。

Rubix44は予定より少し遅れて2017年07月に発売された機種。

私の手の届く価格の範囲では最近の機種では見当たりませんでした。

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USB Audio Interface Rubix44の特徴

ROLAND Rubix44

ROLANDのサイトでは「Rubix44」の特徴を、
・最大24bit/192kHz。4in/4outのUSBオーディオ・インターフェース
・クリアな音質を実現する、徹底した低ノイズ設計と堅牢なメタル・ボディ
・低ノイズ、高音質設計のマイク・プリアンプを4機搭載
・安心の録音環境を提供する視認性の高いレベル・インジケーターとコンプレッサー/リミッター
・Ableton Live Liteのライセンスを付属
・音楽創作に最適、Windows環境ではASIOに、MacOS, iOSではCoreAudioに対応

このようにまとめられていました。

また、XLRコンボ・ジャック、バランス出力、グラウンド・リフトに対応しているのも嬉しいことです。

Rubix44

Rubix44にはコンプレッサー/リミッターが装備されているので、入力レベルを合わせてもついつい力が入ってレベルを超えてしまうときなどに便利な機能といいえるでしょう。

初心者に優しい設計かつMIDIインアウト装備、そして4イン4アウト仕様でこの価格はなかなか。

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購入にあたって勉強になったこと

安価なシリーズエントリークラスとミドルレンジ以上では入出力数の差や背面のジャックの違い、エフェクトの有無などで差が付けられているメーカーが多いですが、もうひとつ見落としがちな相違点がありました。

それはヘッドホンへの最大出力

Rubix22

Rubix44

エントリークラスのRubix22とシリーズ最上位のRubix44ではPHONES最大出力パワーはともに20mW+20mWですが、ここが異なるメーカーもあります。

UR22MKII

例えばスタインバーグのUR22MKIIとUR44では6mW+6mWと35mW+35mWの違いがあり、タスカムのUS 2x2と4x4では18mW+18mWと45mW+45mWの違いがあります。

出力が小さいとインピーダンスの大きなヘッドホンではかなりヘッドホンボリュームを上げないといけません。

Yamaha Steinberg USB Driver V1.10

ちなみに我が家のサブ機に使用しているスタインバーグUR22MKIIではツマミをフルアップ状態した音量をUR28M(35mW+35mW)ではそれ以上の音量を楽々出力してくれます。

大音量は耳に悪いですが、インピーダンスの高いヘッドホンを駆動させる場合、このヘッドホン出力が低いとヘッドホンを十分に鳴らすことができません。

Rubix44

Rubix44のPHONES最大出力パワーは20mW+20mWですが、このあたりがインピーダンスの大きなヘッドホンを使用する場合の最低ラインあたりでしょうか。

できるなら30mW以上で2つのヘッドホン端子があれば私の中ではRubix44はかなりの合格点でした。

Rubix44

妥協点は前面配線であること、ヘッドホン出力がもう少し欲しかったこと、ヘッドホン出力が1つだったことでしたから。

しかしこの価格を考えると納得といえば納得なのですが、UR28Mが安すぎるのが悪いのです。(^^;

購入にあたって比較した3機種

Rubix44を購入するにあたって比較した3機種は

UR28M

スタインバーグ UR28M(2011年11月発売/現所有機器)

スタインバーグ UR44(2014年1月発売)

US-4x4

タスカム US-4×4(2014年9月発売)

以上の3機種でした。

UR28MUR44US-4X4Rubix44
チャンネル数6イン8アウト6イン4アウト4イン4アウト4イン4アウト
最大サンプリングレート96KHz192KHz96KHz192KHz
最大ビットレート24bit24bit24bit24bit
ダイナミック・レンジ101 dB101 dB101dB以上104dB
MIDI入出力X
内臓エフェクト等XCOMP/LIMIT
ヘッドフォン35mW + 35mW @ 40 Ohm35mW + 35mW @ 40 Ohm45mW+45mW以上
(32Ω負荷時)
20mW+20mW47Ω負荷時)
バンドルDAWCubase AICubase AICubase LEAbleton Live Lite

私は音質が素直なスタインバーグ社とタスカム社の製品が好きなのですが、今回は多少クリア寄りのROLAND社製に。

UR28Mをもう一度とも思いましたが、今更2011年発売のモデルということもありますし、同じものより違う機種が欲しいとも思いました。

UR44は馴染みの音でもあり、ヘッドホン出力も2系統で出力も十分。
でもフロントパネルジャクは好きでない。

US-4×4も同じ理由です。

既にバンドル版DAWはいくつかありますし、メインPCにはフラッグシップグレードのCUBASE PRO9.5がインストールされています。

自分に必要なプラグインも揃えているので、購入する機器にバンドルされるものは何でもよいですし、逆に何もなくても良いのです。

Rubix44

そこで目新しさと設計が新しいということで再度UR28MとRubix44とで検討し、ROLANDオーディオインターフェイスも使ってみるかということでRubix44に決定しました。

しかし、UR28MにMIDI端子の追加や機能がブラッシュアップされた「MKII」が発売されていたら迷わずそれを買ったことでしょう。(^^)

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