RAID 0 を組んで久しくなりますが、ここで自分で忘れないために
RAIDの種類の整理をしておきます。
忘れても、自分のブログ見れば解ると言う、ブログと言うより
もはや自分の為の備忘録です。(^^♪
私の大好きなRAID0です。ストライピングとも言います。
読み書き速いです。また、2台のHDDの合計容量がアレイの容量です。
アレイとは、RAIDを組んだときのセット、上の場合はHDD1とHDD2を
一括りとするので、このセットをアレイといいます。
単体では、A1を書いてA2を書きますが、RAID0はそれぞれにA1とA2を
一回で書くので速度は2倍です。実際はそうはいきませんが。(^^;
欠点は1台が壊れると全て台無しです。データは戻りません。
次は、RAID 1 ミラーリングともいいます。
同じデータを複数のHDDに書き込むので、安全性が高いです。
ただし、同じ書き込みを2回するので速度は低下します。
単体より遅いです。容量はアレイを構成するHDD1台分です。
ストライピングとミラーリングの良いところが活かされていますが、
最低3台のHDDが必要なため、発熱、振動、コスト等が気になります。
ミラーリングより、読み込み速度は向上しますが、
書き込みはパリティ(訂正データ)を生成する分だけ速度低下します。
RAID 10 です。
複数のRAID1をRAID0でまとめます。
一番良い方法なのでしょうが...コスト高すぎです。(^^;
自宅機では不可能ですね。
RAIDでは、もう一つソフトウェアレイドとハードウェアレイドがあります。
ソフトウェアレイドは、CPUがRAID処理を行います。
交通整理とか、パリティ生成とか。
よって、CPUに負担が掛かります。RAID0とかRAID1なら良いですが
5とか10はしんどいと思います。
チップセットで行うRAIDはソフトウェアRAIDです。
次にハードウェアレイドですが、これは拡張ボードを足して
拡張ボードのチップに演算を担当させます。
CPUに負担が掛からないため、RAID5,RAID10に向いています。
実は、必ずしも拡張ボード製品がハードウェアRAIDとは
限らないのです。安価なRAIDを謳う拡張ボードは、
インターフェイスの提供だけで、実は処理をCPUに任せている
ものが多いです。
ハードウェアRAIDの拡張ボードは高いです。
最後に、もう一つ、二つ。
バックアップソフトに関してですが、RAID対応を謳うバックアップ
ソフトでも、ソフトウェアRAIDは未対応なものが多いです。
パッケージにはRAID0、RAID1対応とだけ書いてあって、ソフトとも
ハードとも書いてない場合があります。テクニカルサポートで
確認すると「ソフトウェアRAIDは未対応です。」と言われることも。
最近のチップセットはRAID対応が殆どで、簡単にRAIDを構築できます。
特にRAID0は速度的メリットは絶大ですが、故障のリスクは2倍です。
貴重なデータは別のドライブで管理し、バックアップを定期的に
行いましょう。
私の場合はSSD*2 RAID0にOSとアプリケーションをインストールして
いますが、大切なデータは別のHDDで管理し、バックアップソフトで
自動&定期的にバックアップが行われています。
万が一のときは、OSとアプリをインストールすればデータは
保全されています。
いつもの事ですが、説明内容に細かな間違いはあるかと思いますが
大筋合っていればOKというレベルでご理解ください。
コメント
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あうー …
記事を読んでいて、途中でわかんなくなりました(苦笑)。
拡張ボードのくだりの手前付近で挫折。
しかし詳しいやっちゃなー。困ったら当ブログに限りますな。今後もぜひ役立つ情報をよろしくw 。