さて、出張も終わり使い慣れたPCでの更新です。(^^♪
Business tripという記事で遠隔操作についてふれました。
遠隔操作(Windows Live Mesh)でDAWは動くか。
ではやってみましょう!
とりあえず、ネットブック(EeePC 1015PD)からメインPCに接続してみます。
左の列のアイコンはネットブックのもので、
アクティブウインドウはメインPCのデスクトップが表示されています。
アクティブウインドウの中のメインPCでCubase6を動かしています。
以前、Windows Live Meshという記事を書いたときは、
表示画面が大きかったので、接続速度は1M~2Mbps位でした。
前回と今回の違いは、
前回が能力の高いデスクトップPC同士であったのに対し、
今回は操作する側が非力で表示面積の小さいネットブックである点です。
ちなみに、出張先のホテルの接続速度は最大でも2Mbps程度でしたが、
Windows Live Messengerによる映像通話も、Windows Live Meshでの
PC操作も特に不便は感じませんでした。
ただ、バックグラウンドの処理が発生したときは、
ネットブックのCPUが使用率100%となっていました。(^^;
さて、ここからが問題なのです。
接続されたPCの音は接続されたPCで鳴るのです。
すなわち、接続したPCから音は鳴りません。(^^;
同様の機能がある市販ソフトで有名なのは、
Symantec pcAnywhere で、MacOSもサポートしていますが、
やはり音声までは対応していないようです。
しかし、Windows Live MeshやSymantec pcAnywhereを使用して
DAWを操作することは可能なので、限定的ではありますが
曲を作ることは可能です。
頭の中で音が鳴らせるなら、MIDIの打ち込みは全然問題ありません。
確認が必要なら作ったトラックや全体をWAVに書き出して、
手元のPCにドラッグ&ドロップすれば聞くことができます。
このように音の確認には「一手間」掛かりますが、慣れや手癖による
修正なら耳と体が覚えているのでオーディオトラックに対しても有効です。
こうして実際やってみると、
出張先ホテルでのヒマ潰しとして十分DAWで遊べそうです。(^^♪
最後に、操作されるPCの電源が入っていることが前提です。
出先からPCを操作する場合は、誰かに操作されるPCの電源を
入れてもらうか、BIOSで設定できる場合はタイマーで起動しましょう。
お互いがVPN環境にある場合は Wake on LAN の信号を利用して
遠隔でPCを立ち上げることも可能です。
あと、接続先のPCが既にログオン状態の時は、接続先PCで受諾の
操作が必要ですが、立ち上がってすぐ、つまりログオンして
いない状態であれば、手元のPCの操作だけで開始できます。
また、電源オフは遠隔操作で可能です。
何かの参考までに。
コメント
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毎度。
なるほどこういうことですか。
思わず Symantec のHPを開けてしまいましたw 。
ますます恐ろしい時代が来たものです。いや、良い意味で。
サーバーやクラウドを使うよりも、こちらの方が使えそうな気が。
データのやりとりだけでなく、アプリをリモートで使えるあたりが尚更可能性というか、自由度の高さを感じますね。
極端な話、接続先のPCはモニターがなくても可かと。
さらに、バウンスでファイル書き出し&ファイル転送で確認可能なら、DAWもヒマ潰しよりは本格的に使えるかと。
将来的には、これらの機能もごく当たり前になっていくのでしょうか。
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> 極端な話、接続先のPCはモニターがなくても可かと。
我が家のデスクトップPCはメインとサブがありますが、
モニターは1台です。Live Meshを利用して使っているので、
同じ家にあるPCでもネット経由で遠隔操作状態です。(^^;
おかげで、PC切り替え器が早々と無用の長物となりました。
とりあえず、EMにでも加入していつでもどこでも
必要な端末や情報にアクセスできるようにしたいです。
便利な世の中となりました。(^^♪