Cubase Pro / Artist 9.0.20 アップデート
スタインバーグより2017年4月28日付けでCubase Pro/Artist/Elements/AI/LEのアップデーターが公開されていました。
Cubase Pro 9/Artist 9用のアップデートでは
・Frequency EQ の機能向上 (Pro)
・描画速度の向上
・プラグイン、サンプラートラックその他全般における不具合修正、安定性の向上
Cubase Elements 9/AI 9/ LE 9用のアップデートでは
・描画速度の向上
・サンプラートラックその他、全般における不具合修正、安定性の向上
これらについてアップデートされています。
詳細なアップデートはVersion historyで確認
CUBASE 9 バージョンヒストリーで詳細な内容を確認すると、60項目の改善が図られていました。
Generic Lower Latency ASIO Driver 64bit という汎用ASIOドライバがアップデートされているので、専用ASIOドライバを持たない機器でのパフォーマンスが改善されているのでしょうか。
バージョンヒストリーにはサンプラートラックに係るオーディオドロップの改善についての記載はあるのですが、汎用ASIOドライバーに関わる記載がないので分かりません。
64bit版のみのサポートとなったCUBASE9シリーズの新機能として、CUBASE9が不安定となる可能性があるプラグインは64bit版プラグインであってもブラックリストに記載されます。
ユーザーは対象のプラグインに最新版があれば更新するか使用しないかでCUBASEをより安定して使用することができるのですが、私のお気に入りのプラグインである「KORG Legacy Collection」に含まれる一部のファイルがブラックリストに載ってしまいます。
今回の9.0.20アップデートで改善されるかと思っていたのですが、やはりブラックリストに。(^^;
コルグ側では2013年3月5日が最終アップデート。
実害としてCUBASEがフリーズしたり機能が使えないということはないので「放置」でしょうか。
コルグはヤマハの持分法適用会社だったと思いますし、スタインバーグはヤマハの100%子会社なので、せめてブラックリストに載らないプラグインの修正やら配慮があって良いと思うのですが。(^^;
アップデートの後は「初期設定ファイルのリセット」も忘れずに。(^^)
YAMAHA よくあるお問い合わせ(Q&A)
http://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/8498/c/1156
その後に再度プラグインパス等の再設定を行う必要があるので、保存できる設定は保存を。
保存できない設定は書き控えるなどしておきましょう。(^^)