RYZEN7 1800X で組んだ DTM PC 2017
RYZEN7 1800X ベンチと温度 1 でひと通りは終えたのですが、高負荷時の温度をもう少し下げたいと思ったこと、DC制御のファンがあったのでPWM方式に交換しました。
FAN取り付け位置変更と全てのFANをPWMに
左が前回のファン位置で右が今回のファン位置です。
CPUファン MSI CORE FROZR L は2つのファンを取り付けることが出来るので1つFANを足しました。
そのぶんケース上面のファンは取りやめています。
旧メイン機(現サブ機)に付いていたCPUファンを・・・・
CORE FROZR L に取り付け。
サブ機はオーバークロックや高負荷の処理を行うこともないでしょうから、それなりのPWMファンを付けておきました。(^^)
さて、高負荷時の温度は下がったのでしょうか。
再計測結果は上々でした
前回は CINEBENCH R15でのベンチマーク中の最大温度は83.9℃
ブログを書いたりネット見たりでは50℃未満、最低温度は46.0℃。
RYZEN7 1800X ベンチと温度 1 と同じ室温の時に計測した結果です。
今回は CINEBENCH R15でのベンチマーク中の最大温度は69.5℃
ブログを書いたりネット見たりでは45℃前後、最低温度は40.3℃。
最高温度は約14度下がり、最低温度も6度くらい下がっています。
CPUクーラーの風通しが良いのでよく冷えます。結果CPUファンの回転数も下がるので前回より静かです。(^^)
ちなみに最大温度はCINEBENCH R15 を4回連続で走らせた時の数値です。
室温も同じ20℃の時を見計らってはいますがこれは参考程度。
温度といっても
ファンの制御プロファイルによる回転数や、取り付けるファンの性能、位置によるところも大きいのであくまで参考程度です。
DTMでDAWを使っているときは高負荷でもヘッドホンをしていることが多いのでFANの音は気にならないのですが、動画の作成やエンコードの際は気になります。
ファンノイズは少しでも静かな方が良いですが、CPUがあまり高温でも何かと心配になります。(^^;
ついでにこんなものも買ったのですが
CPUクーラー MSI CORE FROZR L に付属しているサーマルグリスは「プレミアムサーマルコンパウンドX」という高い熱性能と耐久性のあるものが付属しています。
単体売りはされていないようですが、同社のグラフィックボードなどにも使われているとか。
パーツショップで販売されているグリスは、熱伝導率1.8W/mK~16W/mKあたりでした。
株式会社親和産業 高性能熱伝導シートというものを見つけたのですが、これが熱伝導率が50.0W/mKというもの。
オーバークロックや高負荷でCPU温度が高い状態が長く続くような環境下ではサーマルグリスが硬化するので、安価なもので半年、性能の良いものでも1年くらいで交換した方が良いと言われていますが、私はPCでゲームをする訳でも長時間高負荷状態での使用という訳でもないので、何かの時にCPUクーラーのフィンやファンのホコリを取り除く程度です。
それに先日組み上げたばかりなので直ぐには使いませんが、CPUクーラーやファンのホコリメンテの際にでも使ってみようと思います。
ただし、熱伝導シートは硬化すると綺麗に剥がれないので、これもまた使用期間を考えながら交換する必要があります。
グリスとシートのどっちが良いか、そして多少の伝導率を犠牲にしても長期間使用可能な耐久性のあるものにするか。
自作はプラモデルみたいであれこれ考えているうちは楽しいです。(^^)
これまでのRYZENでDTM PC関連まとめ
・AMD RYZEN 7シリーズ発売 (2017/02/27)
・AMD RYZEN CPU & AM4 (2017/02/28)
・AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-1 (2017/03/03)
・AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-2 (2017/03/04)
・パーツ交換後のWindows10ライセンス認証 (2017/03/04)
・AMD RYZEN71800X でDTM PCを作る-3 (2017/03/05)
・パーツ交換でライセンス再認証が必要であったもの (2017/03/05)
・PC環境覚え書き 2017_03 (2017/03/06)
・RYZEN7 1800X ベンチと温度 1 (2017/03/09)
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