DTMを始めるにあたって必要となるオーディオインターフェイス。
多くの製品は直ぐに曲作りが始められるように「バンドル版」という
DAW(曲を作るためのソフトウェア)が付属しています。
バンドル版DAWはダウンロードという形式で提供しているところもあります。
最近の入門用オーディオインターフェイスには
どのDAWがバンドルされているのでしょうか。
スタインバーグ UR22+CUBASE AI
例えばスタインバーグのURシリーズの最安機種はUR12ですが、
ここでは「UR22」で。
今日現在でアマゾンでは15,222円となっていました。
・UR22の詳細
http://japan.steinberg.net/jp/products/hardware/ur_series/lineup/ur22.html
これにバンドルされるのはCUBASE AI。
ダウンロード形式なのでCUBASE AIの最新版がダウンロードできます。
今日現在ではCUBACE AI8のようです。
本当は各社のバンドル版DAWを列挙して比較表でも作れば良いのでしょうが、
書いてある内容が共通してないのでメーカーサイトのアドレスを記載しておきます。
・CUBASE AI8の詳細
http://japan.steinberg.net/jp/products/steinberg_yamaha_products/cubase_ai_8.html
将来的にリンク切れになるのでアドレスはテキストで記載しています。
Cubase AI は 32 オーディオ、48 MIDI トラック、
16 インストゥルメントトラックを搭載し、
HALion Sonic SE 2で180以上のサウンドを使用することができます。
ちなみにVST オーディオエフェクト数は28種類です。
TASCAM US-2×2+SONAR X3 LE+Live 9 Lite
タスカムの最安機種は「US-2X2」
今日現在でアマゾンでは 16,740円となっていました。
・US-2X2の詳細
http://tascam.jp/product/us-2×2/
これにバンドルされるのはSONAR X3 LEとLive 9 Liteの2種類。
SONAR X3 LEがWindows専用であるため、
Macユーザー用にableton Live 9 Liteもバンドルされています。
Live 9 Liteはwindowsでも使用可能です。
・SONAR X3 LEの詳細
http://tascam.jp/product/sonar_x3_le/overview/
・ableton Live 9 Liteの詳細
https://www.ableton.com/ja/products/live-lite/features/
SONAR X3 LEは最大32のオーディオトラックと
最大64のMIDIトラックを有するDAWで、
Live 9 Liteは8つのオーディオトラックと
MIDIトラックを持ったDAWとなります。
ZOOM UAC-2+CUBASE LE
ズームの最新機種である「UAC-2」
今日現在でアマゾンでは27,338円となっていました。
・UAC-2の詳細
http://www.zoom.co.jp/products/uac-2/?lang=jp
バンドルされるDAWはCubase LE。(キャプチャはCUBASE AI8)
見た目はAIと同じですが、スタインバーグ、ヤマハ製品にバンドルされる
CUBASE AIの更に機能限定版となります。
LEは他社バンドル版のCUBASEです。
例えば同世代となるAI7とLE7を比較すると、
オーディオトラック数:32/16
MIDI トラック数:48/24
インストゥルメントトラック数:16/8
インプット/アウトプット数:16/8
グループチャンネル:8/8
FX センドチャンネル:4/4
FX リターンチャンネル:4/4
VST エフェクトインサートスロット:4(pre)/4(pre)
VST インストゥルメントスロット:8/0
同時ミキサー表示数:1/1
最大サンプリングレート:192kHz/192kHz
スラッシュの左がAI7で右がLE7の仕様(AI7/LE7)ですが、
同じ仕様のところもあれば差を設けているところもあります。
Roland DUO-CAPTURE EX(UA-22)+Ableton Live Lite
ローランドでは「UA-22」でしょうか。
今日現在でアマゾンでは15,746円となっていました。
・UA-22の詳細
http://www.roland.co.jp/products/duo-capture_ex/
バンドルされるDAWはAbleton Live Lite。
登録時の最新版をダウンロードできるので、
今日現在ではTASCAM製品にバンドルされるLive 9 Liteとなります。
・ableton Live 9 Liteの詳細
https://www.ableton.com/ja/products/live-lite/features/
Focusrite Scarlett 2i2+Ableton Live Lite
Focusriteには Scarlett Soloがあるのですが、
ここでは条件を合わすために「Scarlett 2i2」にしています。
今日現在でアマゾンでは14,904円となっていました。
・Scarlett 2i2の詳細
http://www.h-resolution.com/Focusrite/Scarlett2i2.html
ここでもバンドルされるDAWはAbleton Live Lite。(^^)
・ableton Live 9 Liteの詳細
https://www.ableton.com/ja/products/live-lite/features/
Presonus AudioBox iTwo+Studio One Artist
PresonusにもAudioBox iOneという機種があるのですが、
ここは条件を合わすために「AudioBox iTwo」としています。
今日現在でアマゾンでは15,420円となっていました。
・AudioBox iTwoの詳細
http://www.mi7.co.jp/products/presonus/audioboxi/
バンドルされるDAWはStudio One 2 Artist。
これは市販品がバンドルされています。
Studio Oneにはフリー版のStudio One Freeもあります。
・Studio One Artistの詳細
http://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/what-are-the-versions/
番 外 編 Pro Tools | First
AVIDの「Pro Tools」、業界標準のDAWとも言われています。
そのフリー版が今年になって登場しました。
Pro Tools | Firstはオーディオ、MIDI、インストゥルメント、
AUXが最大各16トラック、ビデオこそ扱えませんがバスは無制限。
Pro Tools Expressでは備えていなかったオフラインバウンスを
Pro Tools | Firstは備えているようです。
・Pro Tools | Firstの詳細
http://www.avid.com/JP/products/pro-tools-software-comparison-table
他にも色々ありますが
マイク2本又は標準プラグ×2が同時に利用できる2in/2outの
オーディオインターフェイスをざっと思いつく範囲で書いてみました。
調べればまだまだありますし、マイク1本、標準プラグ1本で
2in/2outの仕様を満たしているもっと安価な機種もあります。
印象的にはAbleton Live 9 Liteが多い気がしますね。(^^;
コメント
こんにちは(^^)
オーディオインターフェイスはDAWを利用する上で、必要不可欠ですし、
最重要的な要素ですね(^^)
僕はM-AUDIO社の安い物を使っていますが、、
もっと性能の良い物に買い換えたいです。
その前に、Cubase 8 にアップしなければ…(^^;
HA-ROOKIE さん、こんばんは。
最近ではI/Oの価格帯も幅広くなりましたし、
何よりバンドルされるDAWの仕様も一昔前より
格段に良くなっていますよね。
16chのMTRが付いているのと一緒くらいの仕様です。(^^)
しかもVSTプラグインでフリーなり有償なり
自分で好みのものを足すことも出来ますし。
良い時代です。(^^)
PS:CUBASE8のベースアンプ、
使い方によってはなかなかイケます。