YOUTUBEにアップロードした音もそうですし、
パソコンや携帯プレイヤーで音楽を聴く際に、
MP3、WMA、AAC等で圧縮された音を聞くことが多くなりました。
MP3で圧縮された音を初めて聴いたとき、
これはアカンと思った覚えがあります。
まだ大容量HDDやメモリではない時代。
MP3でのエンコードも128kbpsあたりで、
エンコーダも今ほど繊細ではなかった頃です。
ドラムのハイハットはフランジャーが掛かったような、
伸びたテープのような音でした。
先日、昔作った曲をブログに掲載しましたが、
その曲に使っているドラムがちょうどそんな感じです。
今では160bps以上でエンコードすることに
何の躊躇いもありませんし、ロスレス形式でも
躊躇うことなく保存できます。
それほど今のハードディスクや携帯プレーヤーの
搭載メモリ量は大容量になっています。
それに各種エンコーダーの性能も向上しています。
では、エンコードによってどれくらいの音が
間引かれているのでしょうか。
簡単な実験で変換によって失われる音だけを聞いてきましょう。
これをDAWでMP3やWMA形式に変換して書き出します。
書き出したデータをDAWに読み込みます。
キャプチャでいえば2トラック目のファイルです。
これで元の曲と変換した曲が並んでいる状態です。
変換したデータを逆位相にします。
これで1トラック目と2トラック目にある同じ音は
お互いに打消し合う訳です。
残った音がエンコードによって失われた音です。
この状態でデータを書き出してトラックに読み込みます。
キャプチャでいえば3トラック目です。
音圧の小さい波形ですが、
これが失われた音の実態ということができますね。
では3トラックをソロ状態にして、
そのトラックだけを聞いてみて下さい。
変換(エンコード)によってどんな音や周波数が
失われているのかを簡単に知る方法でした。
何かの参考までに。
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
こんばんはです
私も最初に曲をmp3でアップした時
こ これは いったい 何だ??? と焦りました
ハイハットの音が そう もろ
フランジャーかけたみたいな音で
全体的に 音化けしたような(例えです)
変わりようで
(アナログの音の劣化の仕方とは別物)
エンコードの仕方が悪いのかなと
何回エンコし直したかわかりません…..
結果 もとの録音するときの周波数やビット数を上げておいてから
エンコすると少しマシになるようでした
でも面倒なので YOUTUBEで HDにして容量を稼いどくやり方
に落ち着いたのと
ooスペースは ばっくり音化けするので諦める
という現在です
でもちょっと前まで mp3の音って ぺらぺらで紙みたいな
立体感 0 の音って印象でしたが….
最近あまり何も感じなくなりました
機材が進化したせいか 耳がバカになったせいか…………
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
REACHrh さん、こんばんは。
私もMP3の音を最初に聞いたときは
これからこんな音が一般的になるのかとショックでした。
そしてハイビジョン放送を初めて見たときもショックでした。
動きのある映像を近くでみたら酔いそうでした。(^^;
今ではどちらも改善されて良くなっていますが、
あの時は将来のAV機器はどうなるのだろうと。
機器の進化ですね。そういうことにしときましょう。
でなければ私も辛い。(^^;