昨日の「無題」という曲ですが、
この手の曲調でフルサイズを作成したのは久しぶりです。
今は弾けないのでギターは入っていません。
そしていつものように1日の勢いだけで作っています。(^^;
イメージはドーム公演の最後の曲。
両手を挙げて左右に振りながらステージの上手から
下手へと移動しながらのフィナーレです。(^^;
この曲はドラム音源などのサンプルプレイヤーを
打ち込みで再生しているのではなく、
ドラムのVST音源からワンショットで音色を書き出して、
それを加工して使用しています。
CUBASEを見るとWAVが細切れ状態で並んでいる状態です。
本当はJungleサウンドにあるようなハイハットを入れたかったのですが、
ほど良い音色が作れずこれは断念しました。
カセットMTRがあれば便利なのですが。(^^;
あのハイハットフレーズを作るには、
倍の音符の長さで作成したフレーズをMTRの等倍速モードで録音し、
再生時には2倍速モードで再生。
ピッチチェンジャーで1オクターブ下げると
カセットテープとチェンジャーでほど良く劣化した音色になります。
サンプラーに入っている音を使えばよいのですが、
少し解像度が高く浮いた感じになりました。
手元の機材で昔の手法を再現しようと思いましたが
うまく処理できなかったので断念です。
CUBASEに付属するサンプリングデータを使おうかとも思いましたが
ハイハットだけのデータで思うようなデータが見つからず、
素直に通常のシンバルやハイハットフレーズにしています。(^^;
クラッシュシンバルは逆にほど良く浮いた感じが面白いので
馴染みすぎないようにしてみました。
曲の最初の部分はサビ部分にリバーブを掛けて書き出し、
それを読み込んで逆再生にしています。
シンバルも同様に作成したワンショットフレーズに
エフェクトを掛けて書き出し、逆再生しています。
曲頭のオーケストラヒットのような音色は、
完成した曲の中から使用する和音に該当する箇所だけを書き出し、
これをエンペローブフィルターで加工して並べています。
それを使っているので曲の色に馴染んだ音色になりました。
DJテーブルのような効果を狙う時に私はよく使っています。
私はTM NETWORK 世代でもありますし、
このような初期のTKサウンドは大好きなのです。(^^)
それにしても最近の音源に付属する音色と
昔のアナログシンセの音色を合わすのは難しかったです。
音圧と解像度が違いすぎ。(^^;
話は変わりますが6月29日(土)に放送された「音楽の日」。
午後2時から翌朝5時までの13時間に及ぶ音楽番組でした。
ビデオに撮ってゆっくり見ているのですが・・・・。
大塚愛さんのピアノ弾き語りに思わず引き込まれたり、
AKB48の東日本大震災復興応援ソング「掌が語ること」の
メロディーの良さや大人数で歌うことでのスケール感に聞き入ったこと。
LIVE中継の八代亜紀さんとスタッフさんが凄いと思ったり。(^^)
「舟歌」でマイクはSM58に見えたのですが、
口をほぼ閉じた状態での小さな声量のビブラートを
口元からかなり遠い位置でSM58が拾っていたり。
逆に「灯りはぼんやり~」のところでは口元にマイクが近く
声量も大きいハズなのに「ぼ」のところで近接効果で
低音過多や吹かれになっていないのです。
「しみじみ飲めば」の「ば」でも。
スタッフさんやプリアンプ、卓機材ももちろん凄いのでしょうが、
本当のプロは弘法筆を選ばずなんだと革めて思いました。
同じSM58が手元にありますが・・・・。
この58は我が家に来たことを後悔してはいないだろうかと。(^^;
どうやったらSM58でマイク距離や声量に影響を受けず
あんなに澄んだ音になるのでしょうか。(ToT)
・・・・と、こんな風に私は音楽番組を見るときは使用されている
マイクやギター、アンプばかりに目が行ってしまいます。(^^;
なのでこの前の番組で○○を歌ってた誰々と妻にいわれても
最近の歌手名や曲などは判らないので、ボーカルがSHUREの
Beta 58AでギターがFenderUSAの3トーンサンバースト、
ベースがプレシジョンのバンドで歌ってた人の曲と言われれば
なんとなくその光景を思い出して話が通じます。(^^;
妻曰く私は俗にいうメンドクサイ人。(^^)
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
こんばんは
ももどんさん….
あたしの様な 知識のないひとには 難しい
お話なのですが 一生懸命何度も読み返し
メモメモいたしました
が…舟歌のくだりは 難しすぎました….
師匠! 弟子入り50%OFFでお願いします!笑
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
tomocheeee さん、こんばんは。
よろしい。入門を認めましょう。
では2000万ラジバンダリーのお振り込みを。(^^)
女性の声域は凡そF3(174Hz)~E5(659Hz)前後。
最低域はC#3(138Hz)、最高域はF#5(740Hz)です。
SM58は50Hz~15KHzの範囲を集音できますが、
マイクに近づくと近接効果で低域が大きくなるため、
100Hzから下の周波数特性が緩やかに減衰する設計です。
舟歌は曲はAmキー。
「灯りはぼんやり~」の「ぼ」のところはDmでFの音。
この2倍音あたりでSM58の特性が少し落ちているのですが、
基音の下は近接効果でマイクを近づけると低域が持ち上がる
周波数エリアなので調整が難しいのではと思いました。
そして後ろで花火が上がっており、
その音もSM58が拾っていました。
花火の打ち上げ音と声の大きさを考えると、
野外なのに風の音が入っていないことに驚きです。
それなのに声が綺麗に聞こえるのです。
凄く感心しながらテレビを見ていました。(^^)