DAWやオーディオインターフェイスが不安定な場合、
下記を参考にOSの設定を見直してみましょう。
Windows7の場合
WindowsXPの場合
Mac OS X 10.7 Lionの場合
Mac OS X 10.6 Snow Leopardの場合
Avid Pro Toolsの情報ですが、CUBASEでも有用な情報です。
スタインバーグでもFAQはありますが、このように一覧に
なっているAvidはユーザーを大切にしている会社だと思います。
・管理者として実行
これはCUBASEでも有用です。
特にProgram FilesとWindowsフォルダは権限による
不具合も発生するので別途のプラグイン等は他のフォルダに
インストールすることでトラブルは少なくなります。
・デスクトップ コンポジションを無効にする
CPU、GPU、搭載メモリが心配な場合はCUBASEでも有効な方法です。
・スタートアップ項目の無効化
製造元をスタインバーグに読み変えます。
システムの深い部分なのであまりお勧めは致しません。
・ハードディスクの最適化
今までこれで体感的に良くなった記憶がありません。(^^;
・ユーザーアカウント制御を無効にする
インストール時の問題には効果的です。
また、インストールの際にはセキュリティソフトの
動作を止めておくとインストール時の問題を回避できる場合があります。
その後は元に戻しておきましょう。
・電源オプションの調整
CUBASEでも有効な方法です。
何の不具合だったか失念しまたが、これで解消したことがあります。
インターフェイスのプチプチノイズだったか?
・Legacy FireWire Controllerの有効化
私はFireWireインターフェースを使ったことがないので判りません。
・最新ドライバーのインストール
インターフェイスのASIOドライバを最新としたり、
ライセンス管理ソフトを最新にすると治まった不具合は
かなり経験があります。またインターフェイスのファームウェアの
更新で問題の不具合が解消する場合もあります。
・プロセッサのスケジュール調整
これはCUBASEにもかなり有効な方法です。
スタインバーグもこれについての記載があります。
重要です。
・スクリーンセーバーの無効化
CUBASEでも有効です。
・ディスプレイパフォーマンス
CUBASEでも有効です。
何故かインターフェイスの動作が安定しました。
・USB電源管理の無効化
CUBASEでも有効です。
インターフェイスがUSB接続の場合はお勧めです。
・ネットワークアダプターの無効化
TASCAM US-122MKII及びUS-144MKIIでは無線LAN機能を
オフにすることで回避できるノイズに関する問題がありました。
機器のファームウェアを最新に、ASIOドライバを最新にすることで
回避できる場合がありますが、この原因の多くはチップセットに
あったと聞いたことがありますが定かではありません。
・最新版iLok/PACEドライバーのインストール
CUBASEの場合はeLicenser Control Centerです。
これで回避される動作不具合も経験したことがあります。
また、CUBASE起動時に表示される Microsoft Visual C++
Runtime Library のエラー R6025 が回避されたことを
聞いたことがありますが、基本的に起動時のメモリ不足による
ことで発生するエラーのようです。
また、VSTプラグインの動作不具合により起動プロセスが
遅延すると表示されることもあるようです。
・新規管理者アカウントの作成
私はこれによる改善を経験したことはありませんが
そういうこともあるのでしょう。
・DEPの有効化
Data Execution Preventionの略でデータ実行防止です。
データ領域に記録されたデータをプログラムとして実行されるのを
防ぐ機能です。WindowsXP SP2から搭載されています。
AvidではONにする操作を記載していますが、インストール時の
不具合ではAlwaysOffで機能を無効化した後にインストールを
行ない、インストール終了後にOptInで有効にします。
システムに詳しくない方はお勧め致しません。
CUBASEの初期化は様々な不具合に有効な場合が多く、
また、最近ではアップデート作業の後は必ず行なうので、
その方法を覚えておきましょう。
このブログでも以前に書いていますし、
スタインバーグのサイトにも記載されています。
何かの参考までに。