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楽器の音圧

音の大きさの単位にデシベル(decibel/dB)があります。

DTMやDAW、オーディオでは頻繁に使用する単位ですが、
楽器ではあまり使用しないので書いてみます。

音の大きさとdB
人間の耳で聞こえる下限は10dBと言われています。

私たちの日常は、50dB程度の音圧の中で
生活していることが多いと思います。

それでも、50dBを越えると「騒音」と感じるので、
現代社会は少々うるさいのかも知れません。

夜の住宅が30dBとあるので、夜間に楽器を弾いたり、
音楽を聴くときは、外に漏れる音を30dB以下にすれば、
迷惑にならないと言うこともできますね。

40dBでは昼の住宅の騒音になるので、
やはり30dBくらいでしょうか。

dBの変化と倍率
30dBと40dBでどれくらい音の大きさが違うのか。

上の表にあるように、6dBで音圧は2倍、12dBで4倍なので、
10dBの差は無視できない音の大きさの差になります。

20dBも音圧に差があれば、10倍なんですね。

さて、今度は楽器のお話です。

音の大きさとdB
録音スタジオの中は30dB、夜の住宅と同じ騒音レベルです。

アコースティックギター等は80dBの音圧になるようで、
交通量の多い道路、地下鉄の車内と同じ音圧レベルです。

ボーカルは、90dB。騒々しい工場の中、パチンコ店の店内、
犬の鳴き声と同じ音圧レベルなのですね。

ドラムやバンドサウンドは、130dB。
飛行機のエンジン音や落雷と同じですか。(^^;

このように、自分が演奏する楽器の音圧レベルを知れば、
夜間に演奏する、ステレオのボリュームを上げることが
ご近所の迷惑になると理解しやすいですね。

「窓を開けてる訳じゃあるまいし。」
「壁があるだろ、壁が」

そんな声も聞こえてきそうなので、
明日は、建築基準法と音楽について書いてみます。

何かの参考までに。

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