ヘッドホン用のモニターセレクターを作ってみたいと思います。
市販品の安価なものではGNDが共通で扱われており、
入力機器が増えるとノイズが目立つようになったり、
明らかに音質が劣化して聴こえてしまう場合があります。
仕様はヘッドホン入力4、出力1の切替機です。
使用した工具は、
穴を広げる工具で500円前後でした。
アルミ板や薄い鉄板等で使用できます。
今回は7mmと9.5mmの穴を作成するので、
孔開け範囲が3mm~12mmに対応している TR-01を使っています。
ホームセンターで2,000円でお釣りがきた電動ドライバー。(^^)
今回はテーパーリーマーを使用する前の
3mm程度の小さな穴を開けるのに使用しました。
ケーブル作成やピックアップ、サーキットなどの
メンテナンスや交換で使用するので便利です。
デジタルタイプとアナログタイプがありますが、
ピックアップの極性(ポラリティ)や通電を確認するのに
私はアナログタイプの方が使いやすいです。
単純に数値を計測するにはデジタルを使っています。
両方あれば便利です。(^^)
今回はロータリースイッチの端子の確認と
作成後の通電チェックに使用しました。
後はアルミケースのネジ止めに使用したドライバーと、
ロータリースイッチへツマミと取り付けるのに
六角レンチを使用しています。
使用した材料は、
アルプス電気の密閉型小型ロータリースイッチ、
3回路4接点 SRRN142100。
ヘッドホンはTRSプラグなので3回路、
4つの機器を接続するので4接点です。
ロータリースイッチ 576円×1個
ツマミ 669円×1個
標準ステレオフォンジャック 278円×5個
アルミケース 648円×1個
材料費の合計3,283円也。
それぞれのパーツはもっと安価なモノがあるので、
2千円代での自作も可能です。
配線材は余っていたケーブルの芯線を使いました。
購入するにしても配線材はメートル100円未満で売っています。
パッチベイ用のコードも継続して作成しているので、
ついでにヘッドホンセレクター用のケーブルも作成です。(^^)
次回は4in1outのヘッドホンモニターセレクターを
作成した工程について順を追って書いてみます。