Steinberg USB Audio Interface UR22mkII
2017年02月16日付けでUR22mkII ファームウェアアップデート V1.04が公開されています。
アップデート内容はコンピューターから大量の MIDI データを送信する時にデータが欠けることがある問題が修正されているようです。
UR22mkII ファームウェアアップデート手順
さっそくアップデータをダウンロードしてUR22mkIIのファームウェアを更新してみましょう。
ダウンロードしたデータを解凍すると「ReleaseNotes」「UpdateGuide」「UR22mkII_firmware_V104」が作成されます。
リリースノーツにはこれまでのアップデートの履歴が、アップデートガイドにはファームウェアアップデートの手順が記載されています。
それぞれに目をとおしてからUR22mkII_firmware_V104を実行しましょう。
UR22mkII_firmware_V104を実行してこのエラーが表示される場合は、パソコンとUR22mkIIが接続されていません。
USBケーブルに不具合がないか等を確認してみましょう。
UR22mkIIとPCの接続に問題がない場合はこの画面が表示されます。
「Start」をクリックし、ファームウェアアップデートを開始します。
ファームウェアアップデートが開始され、UR22MKIIが再起動して終了です。
今回の修正は大量にMIDI データが送信された際のデータ欠けでしたが、これまでのアップデートでいくつかの不具合の修正と動作の安定性に関する修正が施されているので、購入後にファームウェアの更新を行っていない場合は今回を機会に行っておきましょう。
ちなみにUSBドライバはMacOSは V1.9.10(2016/09/14)、Windowsでは V1.9.9(2016/09/09)が最新です。
おさらい:安価でも重宝するUR22mkII
メインで使っているのはUR28Mというオーディオインターフェイスで、アナログ4イン6アウトとS/PDIF 同軸デジタル入出力を装備し、2系統独立ヘッドホン出力、内蔵 DSPによるエフェクトや、レイテンシーフリーなモニタリングが可能なものです。
UR28Mはデスクトップ型で背面にギッシリと入出力が詰まっています。
これでMIDI入出力端子が付いて、レイテンシーがもう少しだけ詰めれるUR28MmkIIなんて発売されたら超最高。(^^)
UR22mkIIはサブPCで使ったり、防音室やデスクでベースやギター等のちょっとした録音や、MIDI入出力端子を装備しているのでMIDIキーボードを弾いて遊んだりするときに使っています。
UR22mkIIはUR22の後継機種として2015年11月に発売されました。
24bit/192kHzに対応し、ストリーミング配信に便利なループバック機能を搭載しています。
UR28mkIIは安価なモデルですがメタルボディなので、感じ方は人それぞれでしょうがチープ感はそんなに感じないと思います。
ファンタム電源にも対応していますし、MIDI入出力端子も装備しています。
そしてmikIIからiPadとの接続にも対応しました。
iPadではCubasis LE 2を、
Windows/MacOSでは 登録時で最新のCUBASE AIをダウンロードして使用することが出来ます。
現在の最新はCUBASE AI9です。
最大32オーディオトラックと8 MIDIトラック搭載のDAWで、マルチ音源 HALion Sonic SE 2とドラム音源 Groove Agent SEが付属しています。
付属音源の音色数は多くありませんが、ちょっとした曲作りやこれからDTMを始めるには十分な感じです。
もともとそれが狙いの商品なのですが。(^^)
同じ2イン/2アウトでUR22mkIIより安価な「UR12」も2014年12月に発売されていますが、入出力の汎用性を考えるとUR22mkIIの方が良いような気がします。
ちなみにUR12にもCubasis LEとCubase AI のダウンロード版がバンドルされています。
左がUR22mkII、右がUR12の接続図です。
大きく異なるのは入力端子形状の違いから、モノラル楽器録音のUR12、ステレオ録音可能なUR22mkII。
MIDI機器を使う使わない、モニタースピーカーの端子の種類も確認です。
アコギとマイクの一発録りはUR12でもOKですね。(^^)
以上、UR22mkIIのおさらいでした。(^^)