Sound&Recording Magazine 2013年3月号を読み終えました。
プロの人達が使っているヘッドホンや192kHz対応のUR22について
大変面白く読むことができました。
URシリーズのUSB2.0チップが
スタインバーグの自社製であることも知りました。
エアロスミスの最新アルバムからのシングルカット、
「レジャンダリー・チャイルド」が270もの膨大な
トラックで製作されていたり。
DAWの画面を見ると物凄いことになっていますが、
トラックネームで録音区分を知ることも出来ますし、
細かくスライスされたデータで色々と察することもできます。
ふと読んでいると、LUNA SEAの武道館公演(1月)のレポートで
VocalマイクがSM58だとありました。
声量があるので他のマイクでは歪んでしまうとか。
前にSM58の最大SPLという記事で書いたことがありますが、
SM58は100Hzで最大SPL 150dB(0dBV or 1.0Volts)
1kHzでは最大SPL 160dB(+10dBV or 3.2Volts)
10kHzでは最大SPL 180dB。
20kHzでは最大SPL 190dB。
原文は英文ですが、技術情報としてSM58についてSHUREのサイトに
書かれています。掲載先は下記のとおりです。
http://shure.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/75
私が学生だった頃は高価で手が出ませんでしたが、
今では1万円でお釣りがくるSM58です。
馴れないと音がコモってしまうので扱い難い
「安物」扱いされてしまうこともあります。
要はマイクプリアンプやコンプレッサーや
イコライザーの設定次第なのでしょう。
ダイナミックマイクに総じて言えることですが、
スピードの速いアタックは気持ち良いです。
この記事を読んで我が家にあるSM58を
TASCAM TA-1VPを組み合わせて録音してみました。
過去にAT4040で声入れ(下手なので歌とは書けません)した曲に
SM58で再度声を入れてみました。
波形を見ると確かにコンデンサマイクより
アタックの効いたダイナミックな波型になっています。
SM58を買う前は歌など入れる気などサラサラありませんでしたが、
なぜか流れでマイクやプリアンプも手元に置くようになりました。(^^;
音を外す天性の才能を持つ私は、
なかなか掲載できるレベルに至りませんが、
楽しみとして時々防音室の中で遊んでいます。(^^)
これなら近所迷惑になりません。
SM58は手にもって歌っても録音結果にハンドリングノイズが
入り難いのですが、ついつい口の近くに持ってきてしまい、
近接効果で「パ」の破裂音が大きくなってしまいます。(^^;
そういえば、このブログでもマイクについて書いたこともありました。
マイクについて1、マイクについて2、マイクについて3、マイクについて4、
マイクについて5、マイクについて6、マイクについて7、マイクについて8、
マイクについて9とかです。
まぁ素人なので記載内容について保障するものではありませんが、
誤記は時々修正しています。(^^;
最近、SM58を使うことが少なくなっていたので
改めてSM58について考えるきっかけになった雑誌でした。
雑誌の写真ワンカットだけでもいろいろ為になります。(^^)