Avid Pro Tools | First
説明は不要のプロ御用達・業界標準のDigital Audio Workstation Avid Pro Tools 。
その無償版が Pro Tools | First です。
無償版といっても、Pro Tools | First はオーディオ、MIDI、インストゥルメント、
AUXが最大各16トラック、ビデオこそ扱えませんがバスは確か無制限だったと思います。
ただし、プラグイン等はAvidマーケットプレイスで
購入したものしか使用できないことや、
プロジェクトの保存はクラウドに3つまでしか保存できないという制限があります。
それでも業界標準のDAWを触ってみる機会が用意されていることは嬉しいです。
先日、サブPCのメモリエラーのついでにサブPCを再構成したのですが、
この際に思い出したこと。
Windows10 Home 64bit(ver.1511) で
Pro Tools | First のインストーラ Pro_Tools_First_12_3_1_Win_88670.zip の解凍時に
エラーが発生することがありました。
エラー内容は「CRCが一致しないか、出力先ファイルが使用中です。」
解凍に使用しているのはLhaplusというフリーウェアですが、
Windowsのエクスプローラーでも同じファイルを解凍するところで
同様のエラーになるのでLhaplusが原因とは考えにくいです。
基本的にダウンロードに失敗しているか、
そもそもアップロードされているファイルが壊れてるか。
何回ダウンロードしても同じファイルの解凍に失敗します。
試しにメインPCでダウンロードして解凍しても全く同じ。(^^;
このままエラーがあった状態でインストールを実行しても
インストールがうまく行かなかったり、動作が不安定になるかもしれないので、
この時は見合わせていたのですが、先日、Avidのマイアカウントに行ってみると
新しいインストーラが公開されていました。
Pro_Tools_First_12_3_1_Xpand_Win_91030.zipでは付属音源の
Xpand!2も一緒にダウンロードするようになったみたいです。
88670.zipの容量は866MBでしたが、
91030.zipの容量は2.14GBになっています。
この 91030.zip ではファイルの解凍時にエラーもなく
インストールも完了することができました。
もし、過去に解凍エラーでインストールすることが出来なかった場合、
最新のインストーラで試してみてはいかがでしょう。
最新のインストーラでインストールしたPro Tools | First ですが、
私の環境では起動時、プラグインの読み込み前後で
このようなエラーで立ち上がらないことが稀にあります。
私の場合、メインもサブも自作機ですし、先日の記事のように
様々なDAWのバンドル版や無償版をインストールしているので
何かがバッティングすることがあるのかもしれません。
そもそもPro Tools | First はWindows10を正式サポートしていませんし。(^^;
Pro Tools | First が正式サポートしているWindows OSは、
Windows 7 64-bit (Home Premium, Professional and Ultimate Editions) or
Windows 8/8.1 (Standard and Pro Editions)。
稀な不具合もあるのでしょう。(^^)
会社や自宅のノートPCではWindows10にしろと賑やかですし・・・。(ToT)
ツイッターの公式では毎日カウントダウンしているようですし・・・。
Pro Tools | First でもそのうちWin10が正式サポートとなるでしょう。
しかし・・・Win10にしろと煩すぎます。
会社のPCでは様々な対応を待って、
しかるべき対応をしてからではないとアップグレードできません。
パソコンに明るい人ばかりが仕事でPCを使っている訳ではないのですから、
勝手にWin10にされると困るのです。
最後はWindowsへの愚痴になってしまいました。(^^;