アコギはあまり弾かないので、お遊び用、簡単な録音用として購入した楽器量販店メーカーオリジナルブランドのJames JE450。
同じ価格帯にヤマハのエレアコがあったのですが試しにとオリジナルブランドを購入。
2011年に購入したので7年目のギターです。
加水分解による劣化と接触不良
あまり弾かないのでスタンドに並べるのではなくギグケースの中に入れていました。
これが原因か否かは分かりませんがツマミの部分が加水分解を起こしてベチョベチョに。(^^;
マウスなどの側面でゴムのような素材で長年使用していると起こるアレです。
ついでにケーブルに起因しない接触不良も発生しているようでした。
とりあえず接触不良の原因を探すために分解。
ああ・・たぶんこの部分でしょう。
ハンダのフラックスか何かが変色しています。
複数個所あるのでとりあえず再ハンダしておきました。
加水分解したツマミパーツは無水アルコールや重曹、消しゴムで擦るなどで多少は改善されます。
無水アルコールと重曹は変色する場合があります。
どちらかといえば重曹の方が変色は少ないでしょうか。
消しゴムでも多少は改善されますが、削りカスが加水分解した部分にくっ付いて・・・となることもあります。
私の場合は、重曹に数時間浸けてから、車補修グッズのボディを研磨する鏡面コンパウンドで変色したパーツの表面を磨きます。
ベチャベチャは完全に取れましたが、やはり多少変色してしまいました。
磨きます!(笑)
基盤の補修と加水分解したツマミのメンテナンスを終えたプリアンプ部。
綺麗になりました。
こんどは冒険せず、お遊び用といってもYAMAHA等のメジャーなメーカー製のギターにします。(^^;
弦を張り終えてアンプ部も改善されたことを確認・・・・。
その際に新たな問題に気づきました。
新品弦に錆が。。。(^^;
この部分なら演奏に影響はないのですが。
まぁ、この部分も演奏には影響ありません。
これは6フレット部分。
写真では小さな錆に感じまずが、実際に演奏してみると指先に違和感を感じますし、スライドなどで引っかかる感じがします。
とりあえずプレーン弦のサビ発生個所は研磨しておきました。
使用した弦は粗悪なものではなく、Martin 80/20 Bronze M-170 Extra Light .010-.047 です。
購入後の弦はコンデンサーマイクと一緒にデジケーター(防湿庫)で保管しています。
購入後に室内の湿度によってサビが発生したとは考え難いので、購入時、既にサビは発生していたのでしょう。
使用したマーチンの弦は紙包装パッケージのうえ弦も紙パッケージです。
出荷から購入までの期間が長ければ、販売店の湿度の影響も考えられます。
現在、マーチンの弦は紙パッケージからプラスティック包装の新パッケージとなっているので、購入時に錆びていることはないでしょう。
せっかく新しい弦を買って張り替えたら「サビていた」なんて経験はこれまで山ほどありますが、最近は各社パッケージの変更からかハズレをひく頻度はかなり減っています。