MAGIX INDEPENDENCE FREE SOFTWARE WORKSTATION
Cubaseを32bitから64bit版に移行した2010年あたりの内容を読み返していたところ、そういえば INDEPENDENCE FREE というマルチ音源を使っていたことを思い出しました。
Independence Free はVST と AUに対応し、スタンドアローンでも使用できる約2GBの音色ライブラリを有するマルチ音源です。
当時のINDEPENDENCE FREEはバージョン2.5で現在のバージョンは3.2でした。
対応するOSは、
Windows 7, 8 (32-bit & 64-bit)、CPU 1.4 GHz以上、メモリ 512 MB、HDDに2.2 GB以上の空きスペース
Mac OS 10.7 以上、Intel Mac 1 GHz以上、メモリ 512 MB、HDDに2.2 GB以上の空きスペースが必要です。
イエローツールスからマジックシステムへ
2010年の時は http://www.yellowtools.us/ からダウンロードしたのですが、現在はhttp://www.magix-audio.com/us/ からダウンロードできるようです。
イエローツールスのサイトでは、ユーザー・アカウントおよびすべての登録済みの製品はマジックスシステムに統合されたとアナウンスが表示されていました。
Independence Free ダウンロード
Independence Free は下記のアドレスでダウンロード可能です。
http://www.magix-audio.com/us/independence-free-sampler-software/
まずは、最初のキャプチャのところでワークステーション本体をダウンロードします。
下にスクロールしてサウンドライブラリーをダウンロードするプログラムをダウンロードします。
この2つで約290MBです。
Independence Free インストール
ダウンロードした independence_softwaresuite_32_dlm をクリックすると解凍とインストールが始まります。
日本語は用意されていないので English のままで進めます。
ソフトウェアについての説明が表示されるので読んだら Next。
ライセンス事項に目をとおし、チェックを付けてして Next。
標準インストールかインストール先などを選択できるカスタムのどちらかを選択し Next。
今回はサブ機にインストールするのでスタンダートを選択してインストールしました。
インストールをクリック。
Independence のインストールが始まります。
フィニッシュでIndependence のインストールは終了です。
音色ライブラリのインストール
次にダウンロードした Independence_freelibrary_dlm から Independence Free の音色ライブラリをダウンロードします。
サウンドライブラリをどこに保存するか聞いてきます。
今回はデフォルトのままで進めます。
赤枠内には Content 08 とあるのですが、01~08 で約2GBのダウンロードとなります。
回線の契約内容や時間帯によってはダウンロードに時間が掛かります。
ライブラリのダウンロードが終了しました。
Closeでサウンドライブラリのインストールを終了します。
Independence Free の起動とアクティベーション
Independence Free をスタンドアローンで起動します。
赤枠内の「BROWSER」をクリックすると、サウンドライブラリーが格納されたフォルダが表示されています。
ここに先ほどインストールした「Independence Free Instruments」があります。
その中の音色をクリックして選択すると、
ブラウザが起動し、MAGIX社のサービスセンターのサイトが表示されます。
私の場合は先に書いたとおり以前の情報が移行されているので、その時のメールアドレスとパスワードでログインします。
ログインすると私が2010年の時に入力した内容が表示されました。
おそらくですが、新規登録も上のキャプチャと同じ入力内容程度だと思います。
ちなみにプロダクトでは3.1のバージョンですが、
インストールされたものは3.2でした。(^^)
フィニッシュをクリックすると Independence Free を利用できるアクティベーションコードがメールで届きます。
実はインストールされた Independence は MAGIX Independence Pro Software Suite 3.2 というプログラムで、約2GBのサウンドライブラリと100のパッチ等を利用できる65ドルで販売されている製品の体験版となっています。
体験期間は7日間。
なぜかここから日本語表示。(^^)
登録したメールアドレスとメールで送られてきたアクティベーションコードを入力します。
そして「ご利用を続行」をクリックします。
これで Independence Free のライセンスが有効になりました。
DAWで起動した際もアクティベーションが必要
Independence Free をスタンドアローンで起動しライセンスアクティベーションを行ったのですが、DAWで起動した際もアクティベーションを求められます。
DAWで Independence Free を起動すると、このようなウインドウが表示されるので Activate をクリックします。
先ほどと同じように登録したメールアドレスとメールで届いたアクティベーションコードをシリアルナンバーのところに入力します。
ここまででスタンドアローン版、VST版のともにライセンスアクティベーションが終了しました。
MAGIX Independence
Independence Free はそんなに多くの音色を備えている訳ではありませんが、その割に約2GBというライブラリ容量なので音はなかなか良い感じのものが多いです。
ダウンロードやインストールの際に32bitとも64bitとも聞いてこなかったので気になっていたのですが、サブ機の Cubase AI8 で Independence Free を起動したところ ちゃんと64bit版がインストールされていました。
今回はフリー版の Independence ですが、ラインアップは今回のフリー版の基礎となっている MAGIX Independence Pro Software Suite 3.2 が65ドル。
サウンドライブラリーが12GBの MAGIX Independence Basic が 130ドル。
70GBのフラッグシップが MAGIX Independence Pro で330ドル。
330ドルということは今のレートで約3.5万円あたりです。
拡張サウンドライブラリもたくさん発売されており、65ドルのものと130ドルのものがあります。
Independenceは視聴できるサンプルサウンドが少ないのですが、最近の明るく明瞭生っぽさ路線の音源というよりは、少し懐かしいというか暖かい感じのするサンプリング音のような気がします。