リアンプ、RE-AMP、ダイレクトボックス、インピーダンス、Hi-Zについて
書いてきましたが、今回はD.I(ダイレクトボックス)とプリアンプの違いについて。
録音するときに、D.Iは必要かとかプリアンプは必要かという検索もありました。
D.I(ダイレクトボックス)はインピーダンスを合わす機器。
プリアンプはゲインを上げる機器。
インピーダンスが不整合だと音ヤセしますし、
入力時のゲインが低ければ適正な録音結果となりません。
2つの機器は別物ですが、それぞれがそれぞれを有していたり、
オーディオインターフェイスに最初から備わっている機能である場合もあります。
一般的なオーディオインターフェイスでは、ギター用のHi-Z端子を使えば、
インピーダンスを合わす事が可能ですし、マイクを接続できる機器には
信号を増幅するマイクプリアンプを搭載しています。
この場合は、別途ダイレクトボックスや
マイクプリアンプを用意する必要はありません。
私が使っているTASCAM US-144MKIIは、1万円少々の
オーディオインターフェイスですが、ギターのインピーダンスを合わせる
機能を有しており、また、マイクプリアンプを2基搭載しています。
ファンタム電源も供給可能なのでこの価格としては「満載」です。
しかし、リアンプを行なうには逆D.I(RE-AMP)ボックスが別途必要ですし、
搭載しているプリアンプの音質に満足を得られない場合は、別途マイク
プリアンプを使います。
マイクプリアンプの中にはギターやベースで使用できるものがあり、
エフェクターやギターアンプの前に接続して入力ゲインを稼ぎ、
歪みを増幅させたり、音質を変化させるエフェクターとして使う事もあります。
特に真空管を搭載したマイクプリアンプは、音を太くさせたり、
芯を与えたりする目的でベースやギターに使用される方も多いです。
マイクで録音した結果に満足が得られない。
ギター、ベースの音を太くしたい。
このような場合は、真空管を搭載したマイクプリアンプを
使ってみてはいかがでしょう。
コメント
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こんばんは♪
僕は、ギターは真空管のプリアンプを使用して
録音していますが、
実はベースも同じもので録音しています。
ギター用だと思うのですが、
かまわず、やっちゃってます。
ベース音の「輪郭」がはっきりする感じが
しているのですが、
定かではありません><
最近録音した曲のベースは、
内蔵のアンプシミュレータ
を使ってみたのですが、
オケに埋もれてしまう感じがして、
EQで頑張っても、抜けてこない
感じがするのです><
今回のMOMODONsさんのブログを見て、
案外大丈夫? なんて思ったりしてますwww
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HA-ROOKIE さん、こんばんは。
本来ベース用のアンプであるFENDER BASSMAN も
ギターアンプとして有名になっていますし、
音が気に入ればOKですね。(^^)
私は音が抜けてこない場合は、
その曲でその楽器が使用する音域の第2倍音と第3倍音の帯域を
EQで少しだけ持ち上げるか、逆にその帯域の他の楽器をEQで
少しだけ下げることをしています。
周波数解析1
http://momodons.blog96.fc2.com/blog-entry-102.html
周波数解析2
http://momodons.blog96.fc2.com/blog-entry-103.html
で書いたことがありますが、
じつは基音より第2倍音成分と第3倍音成分が聴覚上では
良く聞こえるようです。(^^)
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ありがとうございます!
実は、過去の周波数解析も拝読し、
それを元に、元音と倍音の周波数を、
楽器ごとに自分なりに表にしてみたのです!
その節は、大変に参考になり
ありがとうございましたwww
倍音の上げ下げは気付いていませんでした><
早速試してみようと思います!
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HA-ROOKIE さんへ。
こんなブログでも誰かのお役に立てれば幸いです。(^^)