先日、SONAR LEのその後でRoland社のオーディオインターフェイスに
Ableton Live Liteがバンドルされることを書きました。
そこでAbleton Live についてもう少し書いてみます。
Ableton(エイブルトン) Live は、ループベースのDAWなので、
CUBASE等を使っていると操作に同じ少し戸惑うかもしれません。
DAWというかAbleton Liveは楽器に近いような気がします。
AKAIから APC40 MKII、APC Key 25、APC miniなど。
NovationからもLaunchpad Mini、Launchpad Sなど。
Ableton Live用又は最適なコントローラーが発売されていることも頷けます。
Ableton Liveは2009年にAbleton Live8が発売され、
Ableton Live8.4からWindows/Macともに64bitに対応。
2013年3月5日にAbleton Live9が発売されました。
CUBASEにバンドル版のAI7、LE、SONARにLEがあるように、
Ableton Liveにもバンドル版としてAbleton Live Liteがあります。
Ableton Live Liteがバンドルされているメーカーは、
Roland、KORG、TASCAM、AKAI、ALESIS、M-AUDIO、
NOVATION、FOCUSRITEなど。
2012年5月にはサウンドクラウドと提携して
Ableton Live Lite 無償提供キャンペーンがありました。
その際にLive Liteをダウンロードして少し使ってみたのですが・・・。
CUBASEと比較して操作体系が異なるので使い方が良く判らず。
Ableton LiveはDJやライブパフォーマンス向きのDAWなので、
録音してネッチリ編集する私の使い方では
Ableton Liveの利点を活かすことができませんでした。(^^;
現在の現行最新版は Ableton Live 9 Liteで、
システム要件はMac OS X 10.5以降を実行するIntel Mac、
Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8。
インストーラはWindows/Macともに32bit、64bitの別で
ダウンロード出来るようになっています。
Ableton Live 9 Liteの機能は下記のAbletonサイトで。
https://www.ableton.com/ja/products/live-lite/features/
私の手元にあるのは先の無償提供キャンペーンで入手した
64bitに対応したAbleton Live Lite 8。
Ableton Live Lite 8と最新のバンドルである
Ableton Live9 Liteでは制限が大きくことなります。
Lite 8 ではシーンが最大3つ、MIDIトラックが最大6つ、
エフェクトやインストゥルメントが最大4つなど、
Lite 8 には少々手厳しい制限が付いていました。
しかし、9 Liteでは制限がかなり緩和されています。
表記も「Ableton Live Lite 8」から「Ableton Live 9 Lite」に。
確かAbleton Live Liteは過去のバージョンのライセンスでも
登録時の最新版がダウンロード出来るとか・・・・。
そんなオイシイ話があるのなら試してみましょう。
私の手元にはまだALESIS USB/MIDI Keyboard Controller Q61に
バンドルされていたAbleton Live Lite Alesis Editionのライセンスがあるので、
これを使ってみることにしました。
ALESIS Q61の発売日は2012年11月23日。
同梱されていたのはAbleton Live Lite 8のCD-ROM。
このままCD-ROMからインストールすると
Live Lite 8が入ってしまうのでしょか。
それでは困るので試しにネットからの手順でやってみましょう。
まずはLive Lite 8の時に作成したAbletonのアカウントにログイン。
赤枠の「+シリアルを追加」をクリック。
CD-ROMカバーに記載されていたシリアルナンバーを入力してみました。
「最新バージョンのLive Liteがお客様のアカウントに自動追加されています。」
やはり過去のLive Liteバージョンのライセンスでも、
まだアカウントに登録されていなければ最新版に更新されるようです。(^^)
あとはWindowsの32bit版か64bi版t、Macの32bit版か64bit版の
インストーラをダウンロードしてインストールだけ。
Ableton Live9 Liteのインストールが終わり
プログラムが立ち上がるとオーソライズを求められます。
ブラウザが立ち上がりAbletonのサーバーでライセンス認証が行われます。
Ableton Live9 Liteのオーソライズが終了しました。(^^)
Ableton Live Lite8と比較して制限の緩くなったAbleto Live9 Lite。
オーディオトラックとMIDIトラックこそ合計で最大8トラックですが、
エフェクトの制限は・・・いくつでも?
VSTプラグインも・・・? 制限のメーッセージが出ない?(^^)
付属しているエフェクトが少なくても、
VSTプラグインが使えるならフリーのプラグインを探して使えば当面は大丈夫。
機能などに不満を感じれば慣れてきた証拠、
市販版の購入を検討する時期ですね。(^^)
しかしCUBASEで慣れた私にはやっぱり
Ableton Live Liteの使い方に慣れません。
最初に使ったDAWの魔力は恐ろしい。(^^;